くるみダイエットの効果効能！健康的な食べ方や摂取量とは？

「くるみのカロリーが多いから太る。」「くるみ脂質が多いから太る。」「くるみの炭水化物が多いから太る。」と、一般的にいわれているこの3要素だけで判断してほしくはありません。もちろん太る要素の一つではあります。

けれども、脂質でいえば良質なものであればダイエットに向いており、カロリーが多くても太りにくいですし、炭水化物においてはGI値が低ければまた話が変わってくるのでダイエットでうまく活用できるのです。そういった意味でくるみというのはカロリーも脂質も多いですが太りにくい食品。つまりダイエット食品なのです。

そこで、今回はくるみダイエットを実践することにより得られる効果効能と、ダイエットを成功させるための健康的な食べ方について解説させていただきたいと思います。

くるみを活用してダイエットに取り組んでいただくわけですが、その前にくるみダイエットすることで得られる効果効能について解説させていただきます。くるみは漢方としても利用されているものですのでそれは様々なメリットをもたらせてくれるものです。そこで、くるみダイエットの効果効能について簡単にまとめさせていただきました。

くるみダイエットで血液サラサラ・血行改善・血圧低下

悪玉コレステロールが溜まると血管が劣化していきます。ですので生活習慣を見直して善玉コレステロール値を高め悪玉コレステロール値を下げていくことが重要になります。そこでくるみダイエットがオススメなのは、オレイン酸、リノール酸とリノレン酸という必須脂肪酸をたくさん含んでいます。

これを摂取することにより血行の改善、血圧の低下、血栓を溶かし血液を綺麗にしてくれます。理想的な比率は、リノール酸：リノレン酸=4：1です。くるみはそれにとても近い比率を保っているので体にもよいダイエットといえます。

しかし、問題なのはいくらリノール酸、リノレン酸が含まれているとはいえこのバランスが悪いと血栓を作ったりします。特に、リノール酸が多いと体調を崩しやすくなるので比率的にはリノレン酸が多い食品を食べるべきなのです。

動脈硬化、心筋梗塞、高血圧、脳卒中といった病気は血管が詰まることによって生じるものです。そのため予防や改善を行うのであれば血液を綺麗にし、血栓を溶かす必要があります。そういった意味では先ほども説明したようにくるみダイエットに含まれるオレイン酸、リノール酸、リノレン酸が役立つわけです。

また、糖尿病を改善するうえでも勝ついようすることがくるみダイエットでできます。とうのは糖尿病を発症するのは血糖値が高くなり腎機能の低下、神経異常を招くことが原因です。そのときの栄養摂取として血糖値があがる食品を摂取するのは難しいのですがGI値が18のくるみを摂取するのはさほど問題ないわけです。つまりダイエットに支障はありません。

糖尿病の合併症として動脈硬化を起こすことがありますのでそういったときにもくるみダイエットは有効です。もちろん、一度、医師に相談してからくるみダイエットを行うようにしてください。

巷でいわれているメタボ。メタボリック・シンドロームのことですが、これは内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧、脂質異常のうち二つ以上が併発している状態のことです。悪玉コレステロールを減らすことで肥満の予防改善が可能になります。

さらには、くるみは血糖値が上がりにくく糖質も少ない食品ですので太りにくいのです。また、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、は血行を改善してくれますので代謝が高まります。これによりダイエット効果も期待できるわけです。くるみダイエットは最強なのです。

もう少し深掘りすれば、不溶性食物繊維が多くアミノ酸も含まれているためくるみダイエットで便秘の解消から代謝を上げるという意味も期待できるのではないでしょうか。

くるみには、クルミポリフェノールが含まれております。加熱することでその量が増えるといこともわかっており、抗酸化効果が非常に高く活性酸素を取り込み無効化させるので細胞のダメージを軽減することができます。これにより老化を防止し、アンチエイジング効果が期待できます。