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ダイエッター必見!ダイエットの邪魔をする小麦粉の成分とカロリー

小麦粉はダイエットの敵だと知っていますか?高カロリーで知られるアレやコレも小麦粉から作られます!小麦粉はカロリーが高いだけでなく、小麦粉特有の成分にもダイエットの敵とされる理由があったのです。そこで、小麦粉・小麦粉製品のカロリーや成分についてまとめました!

多くの食材の主原料として使われる小麦粉!!

小麦粉とは、小麦を粉砕し胚乳の部分を粉にしたものです。世界中で生産されており、食材の原料としての消費量はなんと、トップに位置します。
小麦粉はたんぱく質の割合によって強力粉、中力粉、薄力粉に分類されます。その種類によって性質も異なるため、使い方や作られる食材も様々です。
そんな小麦粉のカロリーや成分、小麦粉製品についてまとめていきたいと思います。

小麦粉のカロリーと主な成分

小麦粉のカロリー

小麦粉は100g当たり366キロカロリーで、白米100g当たり356キロカロリーと、比べるとやや高いです。
小麦粉が多く使われているパンやケーキには、これ以外にもバターや卵などのカロリーがプラスされます。そのことから、食事の主食として食べるにはご飯より高カロリーになりますし、食事以外の間食として食べると、物や量によっては太る原因になってしまうことが分かりますね!

小麦粉の成分

小麦粉の主成分は、炭水化物です。炭水化物といえば、ダイエットする際の注意点の一つで、カロリーとの関係も深いですね!
小麦粉は、炭水化物以外にもたんぱく質や食物繊維、ビタミンなど様々な成分が含まれています。その中でも今回は小麦粉に含まれるたんぱく質である、「グルテニン」と「グリアジン」に注目してみました。

小麦粉のたんぱく質とその性質

小麦粉に含まれるたんぱく質は、「グルテニン」と「グリアジン」が約8割を占めています。
この二つのたんぱく質は、水分を加わえて捏ねることで結合し「グルテン」というたんぱく質を生成し、生地に粘りを出す働きをします。
どうやらこの「グルテン」が、ダイエットを成功させるカギとなる「血糖値の上昇」に関係しているようです。

小麦粉がダイエットの敵とされるその訳とは?

グルテンによる血糖値の急上昇

小麦粉を使った食材のほとんどにはグルテンが含まれています。ダイエットを成功させるポイントの一つに血糖値の上昇を緩やかにすることがあげられます。
血糖値をどれくらい上昇させるかを示す「GI値」が、砂糖が59、チョコレートが68なのに対し、小麦粉パンはそれらを上回る72という高い数値です。
このことから、カロリーだけでなく小麦粉の持つたんぱく質特有の性質にも、ダイエットの敵と言われる理由がありました。

「グリアジン」のまさか?!の働き

グルテンに含まれている「グリアジン」には、食欲を促進させる働きがあるのだそう。パンやクッキーなど食べ出したら止まらないのは、この「グリアジン」の持つ中毒性のある働きで、食欲が刺激されてしまうための現象だったのです。
カロリーが高いことは分かっていてもついつい食べ過ぎてしまう小麦粉製品。恐ろしいですね。

小麦粉を使った食材のカロリー

パン類 <薄力粉>

食パン 
1斤:924~1188キロカロリー
8枚切り1枚:132キロカロリー

クロワッサン
1個:184キロカロリー

メロンパン
1個:433キロカロリー

ハンバーガー
1個:307キロカロリー

お菓子類<薄力粉>

クッキー
100g:525キロカロリー

ケーキ
スポンジ5号:617キロカロリー
デコレーションケーキ
5号:1642キロカロリー

麺類 <中力粉・強力粉>

中華麺
120g:336キロカロリー
味噌ラーメン
1杯:550キロカロリー

うどん
100g:105キロカロリー
かけうどん
1杯:333キロカロリー

その他小麦粉の使われている食品

小麦粉は、カレーのルーやホワイトソースなど意外なところでも使われています。
このことから、カレーライスやクリームシチュー、グラタンなどのカロリーが高いことも納得できます。

グルテンフリーの小麦粉?!

ダイエットの敵だとされる小麦粉は、血糖値の急上昇が理由の一つだと分かりました。
しかし、いくらダイエットをしているとしても小麦粉製品を断つなんて難しいですよね。そこで見つけたのが、グルテンフリーの小麦粉です。まだ日本では浸透していませんが、海外ではこのグルテンフリーダイエットが注目されているされているようです。

小麦粉のカロリーはご飯より高かった!

太るイメージの強い小麦粉製品。そのカロリーは日本人の好む白米よりも高かったんですね。最近では食の欧米化が進み小麦粉を使った食品が溢れていますし、小腹を黙らせるのには持って来いの食品が多くあります。
ダイエットするうえで、小麦粉を摂取しないことよりも摂取する量やその物のカロリーを知り、
自分の1日の総摂取カロリーに注意して、ストレスにならないよう程よく取り入れていきたいですね。

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