関節痛の救世主!グルコサミンの効果と摂取の仕方を知っておこう!
2015/12/07
みゃ~こ
トマトを食べていて、口の中がかゆくなったことはありませんか?まさか自分がアレルギーなんて!と思う方も多いと思います。アレルギーの原因となる物質「アレルゲン」は、多種多様に存在しています。今回は、食物アレルギーの一種である、トマトアレルギーについてご紹介します!
みなさん、「トマトアレルギー」って聞いたことありますか?
どの食品にも、食べるとアレルギー症状をおこす可能性のある成分が含まれています。
トマトも例外でなく、触るだけで手がかゆくなったり、食べると舌がしびれたりと症状もさまざまで、発症する方も少なくありません。
今回は、そんなトマトアレルギーについて、迫っていきたいと思います。
トマトアレルギーについて理解するためにも、まずは食物アレルギーについて知っておきましょう!
アレルギー反応は、アレルギーを持つ特定の物質(アレルゲン)によって引き起こされます。こうしたアレルゲンに触れると、身体は外界からの侵入者を察知し、体内のヒスタミン(炎症性物質)は、体の局所で炎症を引き起こします。
発現する症状は、ヒスタミンが放出される部位によって異なりますが、鼻水、眼の痒み、涙眼、息切れ、肌の乾燥などは全て、肥満細胞が局所で反応している兆候です。
多くの場合、アレルギーは初めは当たり障りのない現象として現れ、症状を呈するまでには数年を要することがほとんどですが、より深刻で健康全体を脅かすアレルギー反応を起こす場合もあります。また中には、食物、薬剤または虫刺されが突如、生死に関わるアナフィラキシー・ショックを引き起こす場合もあります。
トマトを食べていて、口の中がかゆくなったことはありませんか?
そんなあなた、もしかしたらトマトアレルギーかもしれません。
まずはその場で、トマトを食べる手を止めましょう。
トマトにアレルギーがある方は、トマトを食べた際に以下のような症状を起こします。
・口の中、のど、唇の痒み
・口の中、のど、唇の腫れ
・じんましん
・吐き気
・腹痛
・下痢
・気管支喘息の発作
・ショック症状(まれに)
もし、トマトを食べた際に上のような症状が頻繁に発生している場合は、トマトアレルギーを疑いましょう!
まず、トマトを食べる手を止めて、一度病院でアレルギーの検査を受けると良いかもしれません。
トマトアレルギーの主な原因としては次の二つが挙げられています。
”口腔アレルギー症候群(OAS)”って聞いたことありますか?
実は、花粉症の症状と大きく関連しているんです。
口腔アレルギー症候群とは、花粉症を引き起こすタンパク質と、トマトのタンパク質の構造の一部に共通している部分があることが起原因で、トマトを口の中に入れた時に
「この構造は花粉症だ!!」と体が判断して、アレルギー反応を起こしてしまうというものです。
ですので、”口腔アレルギー症候群”によりトマトを食べた時にアレルギー症状が出る人は、花粉症の症状も発症している方です。
”仮性アレルゲン”というのは、トマトに含まれている ヒスタミン、セロトニン、アセチルコリンなどの化学物質のことをいいます。
これらの化学物質は、アレルギーを原因物質が体内に侵入した時に、免疫機能として体から出る化学物質で、それらが目や鼻に作用することでアレルギーの症状を引き起こしています。
この仮性アレルゲンというのは、トマトに含まれるそれら化学物質が原因となり、
アレルギー症状を引き起こしているわけです。
トマトは栄養価も高く、美容や健康維持にもいい食品だといわれています。
少しかゆみを感じたからといって、自己判断で勝手にトマトアレルギーだと思い込んで、トマトを制限しても、仮性アレルギーによるアレルギー反応であった場合には、ほかの食品でもアレルギー反応が出てしまうこともあります。
さて、自分はどっちのタイプかな?と少し疑って、どういったアレルゲンによる反応で起きているのかを知ることが大切です。
トマトアレルギーかも?と思ったら、まずはお医者さんでしっかり検査を受けましょう。
起きているのはアレルギー反応なので、アレルギーを抑える薬を処方してもらえば、起きる症状を抑えることができます。
トマトを食べるとアレルギー反応を起こすのですから、できれば食べないのが一番の対処法です。
でも、どうしても食べたい!と思った時は、茹でたり、焼いたり、火を通すことによって症状が軽減することがあります。
トマトにもアレルギーが存在すること、わかっていただけましたか?
認知度が低い食材ですが、もし周りにもトマトアレルギーの方がいたら、気を使ってあげましょう!
そして、食品に表示されている原材料をしっかり確認し、発症を防ぎましょう!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局