もはや定番!? カスピ海ヨーグルトの魅力と効能再認識しよう。
2015/11/16
vonnassienne
いつも日本人の身近にある、みかんジュース。子供の頃から慣れ親しんだ味わいにホッとします。目新しい流行りの果物のジュースがあると、そちらを選びがちになっても、やっぱりみかんジュースが飲みたい人も多いはず。そんなみかんジュースについて、改めて見直してみましょう。
日本にみかんがもたらされたのは神話時代まで遡ります。日本の古い歴史書である古事記や日本書紀によると、田道間守という人物が病を患った垂仁天皇の命により、中国に渡って延命長寿に効果的な橘を持ち帰ったとされ、これが現在のみかんの原型といわれています。
日本にみかんがもたらされたのは神話時代まで遡ります。日本の古い歴史書である古事記や日本書紀によると、田道間守という人物が病を患った垂仁天皇の命により、中国に渡って延命長寿に効果的な橘を持ち帰ったとされ、これが現在のみかんの原型といわれています。
えひめ飲料がジュースを販売するようになったのは、当社の前身 愛媛県青果農業協同組合連合会(略称青果連) 会長 桐野 忠兵衛が「愛媛県のみかん産業をどのように発展させるか」という思いと責任をもって、昭和26年にアメリカの果樹産業の状況調査に渡米したことがきっかけです。
神話の時代から日本人に親しまれてきたみかんですが、ジュースとして販売されるようになったのは半世紀ほど前です。目新しさはないけれど、いつでもどこでも、子供から大人までおいしく飲めるのがうれしいですよね。
100%と表示されているみかんジュースには、「フレッシュ」「ストレート」「濃縮還元」の3種類があることをご存知でしたか?同じ100%ジュースでも製造方法はそれぞれ異なるのです。
フレッシュジュースは、ジューススタンドや専門店で売られています。みかんを絞って、家庭で作ることもできますね。
果汁の製造工程において果汁中から水分を取り除いて濃縮したものを濃縮果汁、濃縮しないでそのまま殺菌したものをストレート果汁と呼びます。果汁を濃縮する目的は、水分を取り除いて容量を減少させ、冷凍保管や輸送に要するコストを減少させることにあります。
濃縮還元ジュースは濃縮果汁に水を加えて、濃縮前の濃度に戻したものです。
ストレート果汁は原料となる果実の品質がそのまま果汁の品質に影響しますので、原料果実を収穫した時期、地域、収穫年度によるばらつきがそのまま果汁の品質に影響を与えます。これに対して濃縮還元果汁は、濃縮により原料果実による品質のばらつきを緩和し、また濃縮還元糖度を一定にすることにより、一定した品質の果汁を提供することが可能になります。
ストレート果汁には果物のそのままの味わいを楽しめるというメリットがあり、濃縮還元ジュースには比較的安価で、安定した品質であるというメリットがあります。
濃縮還元果汁もストレート果汁もビタミンの含有量に関して
大きな差はありません。カロチンやその他ビタミン群にも大差は
ありません。
濃縮還元ジュースはストレート果汁に比べて、栄養的に劣るようなイメージがありますが、意外なことに、栄養的に差はほとんどありません。これはみかんジュースに限らず、トマトジュースや他の果物ジュースでも同じことです。
みかんジュースのカロリー
100gのカロリー:(ストレート)41kcal
みかんジュース(ストレート) 200g (約コップ1杯)で、1日の推奨量に対し、以下の割合を摂取できます。
栄養素名 割合
ビタミンC 58%
葉酸 13%
レチノール当量 12%
ビタミンB1 11%
カリウム 9%
炭水化物 8%
銅 6%
マグネシウム 6%
パントテン酸 6%
他の栄養素は 6%未満
(※推奨量は30代女性の値で計算しています。)
やっぱり注目すべきはビタミンCの多さ。一日にみかんを2個食べれば、1日分のビタミンCが摂取できると言われますが、みかんジュースにすると手軽に多くの量を摂ることができます。風邪の予防、美容のためにもよいですね。
また、皮膚や粘膜を健康に保つレチノール、妊婦には特に必要とされる葉酸、糖質の代謝に働くビタミンB1も多く含まれています。、
買ったみかんが酸っぱくて食べ辛かったら、ジュースにしてみてはいかがでしょうか。シロップや蜂蜜を加えて甘さを調整できるのが、家で作るみかんジュースの良いところですね。
みかんを焼いてから、絞ることで、みかんの甘さが増す、驚きのレシピです。
みかんジュースの香りが爽やかなパンケーキです。休日の朝にいかがでしょうか♪
いかがでしたか?
いつも身近にあるみかんジュースですが、案外、知らなかったこともあったかもしれません。みかんジュースの良いところは年中、お店で手軽に変えることですが、家で絞るフレッシュジュースはみかんの旬の季節ならではのもの。今年の冬はぜひみかんジュースを作ってみませんか?
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