若返りのビタミン!ビタミンEの栄養効果で健康な身体をつくろう!
2015/12/02
77nana
ビタミンAの効果について知っていますか?ビタミンAの効果は美容や健康にかかわる大切な役割があります!そんなビタミンAの基礎知識をまとめました。小さいけれど大きなパワーを持つビタミンA!その栄養効果とはどういったものなのか確認しておきましょう!
「ビタミンA」とはレチノールと、体内でレチノールに変わるプロビタミンA(α-カロテン、β-カロテン、クリプトキサンチンなど)をまとめた呼び名で、ビタミンAの量は、レチノール量とプロビタミンAがレチノールに変換された量の合計である「レチノール当量」として表されます。レチノールは肉や魚などの動物性食品に多く、プロビタミンAは緑黄色野菜や果物などの植物性食品に多く含まれています。
ビタミンAは、たくさんの可能性を秘めている素晴らしいビタミンです。そんの効能・効果は国内外の研究者たちが研究を重ねています。
ビタミンAは、ある研究の過程で発見されました。
1913年、アメリカのイェール大学のオズボーンとメンデルが、成分の配合を変えた様々なエサをラットに与え、体にどのような影響か出るかを実験していたところ、その中のあるエサの場合には体重が減少し、目に感染症が起きることを発見しました。
その後、マッカラムとオズボーンは、卵黄やバターの中にラットの成長を促進する栄養因子があることを発見し、これを脂溶性Aと呼びました。
後の1922年に、イギリスの科学者ドラモンドが脂溶性AをビタミンAと命名しましたそうです。
それでは、ビタミンAの特徴や、その効能・効果を詳しくみていきましょう!
視覚や細胞の細分化ににかかわるほか、抗酸化作用効果が期待できるビタミンA。
レチノールは油脂に溶けやすく、光や酸素、熱、酸によって壊れやすい性質があります。しかし代表的なプロビタミンAであるβ-カロテンは、熱や酸には比較的強い性質があります。
不足すると、夜盲症や肌荒れ、免疫力低下が引き起こされる可能性があります。
ビタミンAには夜間の視力の維持を助ける効果があるのです!また、お肌の健康を維持してくれる嬉しい効果も期待できるのです!
摂取されたビタミンAは、脂質とともに小腸で胆汁酸によってミセルを形成し、小腸絨毛から吸収された後、小腸上皮細胞内でエステル化され、キロミクロンに組み込まれ、リンパ管を経て肝臓へ送られる。体内のビタミンAのうち、約90%は肝臓に脂肪酸エステルとして貯蔵されるが、必要に応じて加水分解され、肝臓で合成されるレチノール結合タンパク質(RBP)と特異的に結合し、目的の組織へ運搬される。
体内ではこのように吸収されるのですね!
ビタミンAには目の健康を守る効果があります。
ビタミンAは目が光を感じるのに必要な網膜の主成分、ロドプシンとなります。
ロドプシンは暗がりで光を感じる力に関与する成分で、ビタミンAが不足すると暗がりで視力がきかなくなる夜盲症になる恐れもあります。
ビタミンAは色を見る力にも関わっており、網膜で光を感じる物質の成分として視野を守っているのです。そのため、暗いところではわずかな光でも見分けることができるのですね!
ビタミンAの効果は目の働きに大きく関わっています。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を構成する上皮細胞をつくることに関わり、その機能維持に欠かせない成分で、免疫作用など全身の健康維持を支えています。特に皮膚、目の角膜や粘膜、口、鼻、のど、胃腸、肺、気管支、膀胱、子宮などを覆う粘膜を健康に保つ働きがあります。
皮膚の粘膜が健康に保たれていないと肌が乾燥し、そこからウイルスや細菌に感染しやすくなります。ビタミンAの効果で、病原菌などの侵入を防ぐバリア機能を保つための皮膚を守っているのです。また、バリア機能を高めることで体全体の免疫力も高まるのです!すごい効果ですね!
ビタミンAの前駆体(ビタミンAになる前の段階の物質)であるβ-カロテンには強い抗酸化作用があります。
強い抗酸化作用をもつβ-カロテンは、有害な活性酸素を除去し、老化の防止やがんを抑制する効果があります。
がんの発生には身体の中で過剰に酸化反応が起こることが関係しており、β-カロテンの強い抗酸化作用効果で発がん予防効果が期待できるのです。
○肉類:鶏レバー、豚レバー
○魚介類:あんこうの肝、ウナギのかば焼き、銀だら
○野菜類:モロヘイヤ、にんじん、しそ、かぼちゃ
○その他:焼のりなど
ビタミンAは脂溶性ビタミンに分類され、油と一緒に摂取することでビタミンAの吸収・効果を高めることができます。人参やほうれん草などの緑黄色野菜や動物性食品であるレバーやうなぎを食べる時は、油を使って調理するとよいでしょう。ビタミンAが不足しないようバランスの摂れた食事を摂りましょうね!
ビタミンAは脂溶性のため、摂りすぎると体内に蓄積されます。中でも動物性食品に含まれるレチノールは、過剰に摂取した場合肝臓に蓄積され、頭痛、吐き気、発疹、脱毛、筋肉痛、疲労感、皮膚の角質化、肝臓肥大など、多くの不調を引き起こします。
通常の食事ではあまり心配ありませんが、サプリメントなどを摂りすぎると頭痛や吐き気、発疹などの過剰症を起こしますので、サプリメントの用法・用量はしっかり守って摂取しましょうね!
ビタミンAの基礎知識と効能・効果、また知っているようで意外と知らないビタミンAの過剰症などまとめてみましたが参考になりましたか?
ビタミンAは、視機能を改善する効果、粘膜や皮膚を健康に保つ効果、動脈硬化を予防する効果、
ガンを予防および抑制する効果と体に大切な健康効果がたくさんあることが分かりました。
また、過剰症にも注意が必要だということも分かりました。
ビタミンAの効果を効率よく体で機能させるために、規則正しい食生活を送り健康維持に勤めましょう!
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