ダイエット中だけど大好きなパスタを食べたい時のパスタの選び方☆

◆　パスタのカロリー

パスタのカロリーは、乾麺を茹でた茹であがり量100ｇあたりで149kcalです。白米は100ｇあたり168kcalですので、グラムあたりのカロリーだけを比較すると、白米のほうがやや上ですが、パスタ１食分となると茹で上がり量240ｇぐらい１回に食べるので、どうしてもご飯を1膳食べるよりも、カロリーを多く摂ることになります。ソースを和えるので、更にカロリーはアップします。

◆　GI値

GI値とは血糖値の上昇するスピードを、食品ごとに数値化したもので、数値が大きいほど血糖値が上がりやすく太りやすくなります。

フランスパン　93／食パン　91／白米　84／うどん　80／パスタ　65／そば　59

パスタは意外とGIが低く、太りにくい部類となります。それならば、パスタの量とソースの種類を上手に選べば、ダイエット中でも太らずにパスタが食べれそうですね。

ダイエット中はパスタのような炭水化物を抜いて痩せようとする方がいますが、極端にダイエット中だからといって炭水化物を避けると健康に害を及ぼします。炭水化物は摂取しすぎれば太りますが、全くとらないと生活習慣病になったり疲労感を感じやすくなったりします。いくらダイエット中だとはいえ、適度な炭水化物を摂ることが必要なので、ダイエット中にパスタを食べた方が痩せるということはありませんが、お米を食べる変わりにパスタを食べてもいいですね。

ダイエット中のパスタのソースや具材の選び方をご紹介します。メニュー選びのポイントを知っていれば、ダイエット中は太らないパスタ選びをすることができます。

◆ダイエット中は食べる順番に気を付ける
食事の一口目にパスタの炭水化物を食べると血糖値は急上昇しやすい＝太りやすくなります。ダイエット中は、パスタを食べる前には、まず具だくさんのスープや野菜サラダ（マカロニサラダやポテトサラダはNG）など、ダイエットに効果的な食物繊維が豊富に含まれるものから食べましょう。

◆ダイエット中のソースの選び方
ダイエット中は、パスタのソースはクリームソースやチーズソースよりもトマトソースやオイルベースのものを選びましょう。ソースの具材は脂質の高い肉よりも、魚介類や野菜・きのこを使ったものがいいですね。野菜やきのこをたっぷり使ったメニューほどカロリーが控えめで、食物繊維が豊富なのでダイエット向きです。

◆　お野菜たっぷりペペロンチーノ

オリーブオイルを使って、野菜やきのこと合わせます。野菜でも油をたっぷり吸収するナスはダイエット中は避けましょう。

◆　ポモドーロ

トマトの水煮を煮詰めるだけの、シンプルなパスタですが、仕上げのパルメザンチーズとバジルが、トマトの甘みと香りを引き立てシンプルだけどとても美味しいパスタです。ダイエット中にオススメのパスタです。

◆高カロリーになりやすいパスタ

ダイエット中は、ソースがクリーム系のパスタはできれば避けた方がよいでしょう。どうしてもダイエット中にクリーム系のパスタを食べたくなったらチーズや卵たっぷりのカルボナーラよりも、食物繊維が豊富で低カロリーのきのこなどを使ったクリームパスタにしましょう。

ダイエット中にパスタを食べるときは、サラダやスープを先に食べることを心がけましょう。ダイエット中だからといって無理に我慢すると、リバウンドの原因にもつながるので、ダイエット中はパスタの具材やソースに注意して賢く食べましょう。美味しくパスタを食べても、ダイエットは成功しますよ。