しそジュースってどんな健康効能が?知りたい!しそジュース効能!
2015/11/16
まろまろんまま
梅干を付ける季節、梅雨のころにしか出回らない赤しそ。梅干を漬けるだけではもったいない!だってこんなに美しいルビーのようなジュースが作れるのです。体によさそうなイメージがあるけれど、しそジュースには、いったいどんな栄養成分が含まれているのでしょうか。
ジュースにすると、とてもおいしいしそジュース。梅雨の時期に作られるこのジュースは、夏に飲むとさっぱりとして、気分もすっきりします。夏バテにいいと言われていますが、そんなしそジュースの健康への効果を調べてみました。
シソのカロリーは10g(1束(10枚))で4kcalのカロリー。
シソは100g換算で37kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は216.22g。炭水化物が多く0.75g、たんぱく質が0.39g、脂質が0.01gとなっており、ビタミン・ミネラルではビタミンKとモリブデンの成分が高い。
葉はひじょうに栄養価が高く、とくにカロテン(ビタミンA)の多さは、全野菜の中でもトップクラスです。
カルシウム、鉄分といった無機質も豊富で、ビタミンもB1、B2、Cと豊富に含まれています。
しそに含まれるロズマリン酸は、血糖値の上昇を抑えて脂肪をつきにくくする効果があります。さらにアントシアニンは抗酸化作用があるから、老化を防いでくれて美容にも良いんですね。
シソには、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、美容に良いと言われているほか、食中毒の予防、消化促進、ストレスをやわらげ精神安定を図るなどの効果があります。
さらに、しそに含まれるジテルペン、オレアノール酸には抗がん作用があり、しその香り成分のプリルアルデヒド、シリアルデヒドにはがん予防効果も期待されています。
しその葉には「ルテオリン」という成分があり、これはアレルギーの原因であるヒスタミンを押さえる働きがあります。
もう一つはしその種から搾り取られたしそ油に含まれる「αリノレン酸」です。
(しそ油は一般にはエゴマ油と呼ばれています)
このαリノレン酸(オメガ3脂肪酸)は多くの面で健康に良い成分です。
その効果はアトピー性皮膚炎や花粉症を改善し、また、脳の栄養になるため認知症を予防するとして注目を集めています。
しそジュースは、花粉症やアトピー、アレルギーの方の体質改善に効果があるといわれており、人気を集めています。
クエン酸は、疲労回復に効果があるといわれています。クエン酸は体内に摂取された物質を効率よく、エネルギーに変換します。
またクエン酸は疲労の原因物質も分解してくれるため、疲労回復はもちろん肩こりや筋肉痛の予防にも効果的です。
クエン酸を加えることで、疲労を回復してくる効果もしその栄養に加わり、より体にうれしいジュースとなるんですね。
ちなみに、シソの葉は煮出している間は暗い色をしているのですが、途中でお酢やクエン酸を加えることで、ぱっと鮮やかな赤に変化します。しそに含まれるアントシアニンは中性の時は紫色ですが、酸性になることで赤く変化するのです。
材料
・赤シソの葉 500g(若い茎は入ってよい)
※青しそ(2割程度)も混ぜるとさらに美味しく。
・水 1.8~2リットル
・玄米酢 300cc お好みで分量を調整
・三温糖 500g程度 お好みで分量を調整
作り方
1.洗って水を切ったシソを沸かしたお湯の中に入れ、
赤シソの色が抜けて青くなるまで煮出す(30分程度)
超濃縮バージョンをつくるには、この作業を数回繰り返す。
2.お酢と三温糖を入れる。アクが浮いてくるので何回すくい取る
3.布などでこしながらビン詰めして保存。飲む際は2~5倍に薄めて飲む
レモンや、クエン酸を薬局で買ってきて作ることもできます。お酢も穀物酢やリンゴ酢などお好みの味を探してみるのも楽しいですね。
青じそジュースの材料(作りやすい分量)
青じそ … 40枚ほど(前後してもOKです)
水 … 1リットル
砂糖 … 100g
クエン酸 … 小さじ1
※薄めずにそのまま飲むレシピです!
青じそジュースのレシピ/作り方
青じそはため水の中でよく水洗いします(ジュースにするなら色や形の悪いもので十分です)。そして、鍋に1リットルのお湯を沸騰させ、青じそを入れて3~4分ほどじっくり煮出します。
※私はベランダで青じそを育てているので、色の悪い物や薬味に使うには少し硬そうなものなどを使っています。
青じそが煮出せたら、青じそだけを取り出し、しっかり煮汁をしぼり出します。それから分量の砂糖を加えてよく溶かします。
そのまま粗熱を取って、粗熱が取れたらクエン酸(またはリンゴ酢)を加えて混ぜ合わせます。そしたら一度味見をしましょう!甘みや酸味が足りなければ足し入れます。 それから、冷蔵庫に入れるための保存瓶などに入れる際に、一度茶こしなどで細かいごみなどをこすとよいと思います。冷蔵庫でよく冷やして、薄めずにストレートでいただきます。
しそジュースは赤しそで作ったものがメジャーですが、青じそで作ることもできます。青じそは赤しそに比べ、しその風味が濃いようです。
しそジュースをわざわざ作るのが大変な時は、市販品も数多くあります。
そのまま飲んでもおいしい、しそジュースですが、中にはアレンジを楽しんでいる方たちもいました。アレンジをすることで、飽きずに続けることができますね。
お酒を楽しむときも健康的に♪マッコリのコクと赤紫蘇ジュースの爽やかさがベストマッチ!比重が違うことで2層になる所も目を楽しませます。
しそジュースを大豆の炭酸飲料で割っています。さらに栄養価、美容効果がアップする欲張りレシピです。
他にも、オレンジジュース、牛乳、炭酸、お酒などで割ってもおいしいそうです。
いかがでしたか?
健康に良く、疲労も回復してくれ、アレルギーにも効果が期待できるしそジュース。キレイでさわやかな飲み物として楽しみながら、こんなに効能がいっぱいあるなんて、素敵ですよね。漬け込む時間もいらず、あっという間に作れるのもうれしいところです。皆さんも毎日の健康に作ってみてはいかがでしょうか♪
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