鯖って凄い!栄養たっぷりの鯖を食べるといいことがいっぱい!!
鯖の栄養は大人にも子供にも嬉しいものばかりです。脂ののった鯖の美味しい秋~冬にはぜひ真鯖を食べ、それ以外の時期はごま鯖や鯖缶で栄養満点の鯖を食べたいですね。青魚は苦手、と言う人にも食べやすいレシピもご紹介しているので、栄養豊富な鯖料理に挑戦してみてください。
一般的に売られている鯖は2種類あり、見た目がちょっと違います。
一番大きな見た目の違いはお腹の部分です。
胡麻の様な点々があるものがごま鯖で、点々のないものが真鯖です。
ごま鯖とは?
ごま鯖は値段の変動もあまりなく、真鯖より安いのが魅力です。質も年中安定しているので、鯖の「旬」と思われている時期でなくてても美味しく食べられます。春や夏にも栄養豊富な鯖はごま鯖ということになります。
真鯖とは?
一般的に鯖が秋~冬にかけて美味しいと言われるのは、この真鯖のことなのですね。脂が乗った秋~冬の真鯖は栄養満点で格別です。
逆に春~夏は質の安定しているごま鯖で栄養満点の鯖を食べたいですね。
さばの栄養素(食材100g当たり)
・DHAが1,780mg
・EPAが1,200mg
・カルシウムが22mg
・鉄が1.5mg
・カリウムが300mg
・ビタミンB2が0.54mg
・ビタミンDが440IU
鯖の栄養素の中で一番特徴的なのはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)です。不飽和脂肪酸のオメガ3である、DHAとEPAをたくさん含んでいる鯖の栄養価は非常に高く、「青魚の王様」と言われています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
脳や網膜のリン脂質の成分であり、脳や神経組織の発育や機能の維持に欠かせない成分です。 このDHAを摂取することで、脳が活性化されて、情報伝達がスムーズになるという効果があります。
EPA(エイコサペンタエン酸)
血液をサラサラにする効果の高い成分です。血液の粘度を減らして血液を流れやすくしたり、血小板を凝集させる物質の生成を抑える作用があります。
DHAやEPAが体に良い栄養素だと言うことは耳にしたことがあるかもしれませんが、実際にこれらを含めた鯖の栄養素はどのような効果をもたらすのでしょうか?
EPAによる血液サラサラ効果
EPAが豊富な青魚ならではの嬉しい効果。血液中の中性脂肪やコレステロールに問題がある人は鯖でサラサラの血液を手に入れましょう!
EPAは鯖の他には鰯や鮪に多い栄養素です。
DHAによる記憶力や学習能力を高める効果
DHAは脳を構成する約140億個の脳細胞の膜に存在し、脳内でも特に記憶や学習に関わる海馬に多く集まっています。DHAは脳を活性化する働きがあるため、海馬のDHA量が頭の良さに関わっているといわれており、脳の栄養素とも呼ばれています。
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またDHAは神経細胞の発育を活性化させ、機能維持に重要な役割を果たしています。DHAは記憶や学習能力を向上させるために必要不可欠な成分です。
鮪に次いでDHAの含有量の多い鯖。DHAは脳にとっても良い栄養素なので、特にお子様には積極的に摂取して欲しい栄養素ですね。
血合いによる健康効果
さばの血合い肉には多くの栄養素が集中しており、鉄分やビタミン群、タウリンが多く含まれ、貧血、皮膚炎、胃腸疾患などの予防、老化の抑制などの効果が期待できる。
血合いが苦手で捨ててしまう人も多いと思いますが、血合いも栄養豊富なので捨ててしまうのはもったいないことです。貧血気味の人や老化を予防したい人はぜひ血合いまで食べてくださいね。
生活習慣病の予防・改善効果
サバはビタミンB2、ビタミンB12、たんぱく質、脂質などを含み、動脈硬化・脳卒中・肝臓病の予防、口内炎の改善に効果があるとされています。・・・・・サバの脂肪はカロテン吸収率を高める働きもあるので、緑黄色野菜を一緒に摂取すると抗酸化作用が得られ、生活習慣病の予防に効果を発揮します。
骨を丈夫にする効果
特に骨まで食べられる鯖の缶詰はカルシウムたっぷり。そのまま食べても美味しいし、アレンジ料理にしても良いので、栄養たっぷりの鯖缶はおすすめです。
鯖の代表的な食べ方、鯖の味噌煮。
甘辛くて、青魚が苦手な人でも食べやすいですね。
鯖缶を使った鯖の竜田揚げ。
簡単なのに絶品。
栄養満点のおつまみになります。
お家でも作れる焼鯖寿司。
新鮮な鯖を使った、生姜入りの塩焼鯖寿司。
栄養満点の秋の鯖で作ってみたい一品です。
鯖のトマト味噌煮。
洋風な鯖の料理も美味しいですよ。
トマトと一緒に食べると抗酸化作用もあるのが嬉しいですね。
鯖の水煮缶を使ったパスタ。
麺つゆとバターで味付けするだけのパスタ。
鯖缶を使えば栄養満点で簡単です。
栄養満点の鯖の魅力は分かっていただけましたか?
大人にも子供にも嬉しい栄養がたくさん詰まっている魚なので、ぜひ鯖を食べる回数を増やしていただきたいと思います。忙しい人、魚を扱うのが苦手な人でも鯖缶を上手く活用して、鯖の栄養で体も脳も元気になりましょう!