素朴で優しい甘さ！お馴染みの蒸しパンのカロリーとその栄養効果！

蒸しパンの起源ははっきりしませんが、古来の中国で主食として小麦粉で作った蒸しパンが食べられていたのが始まりという説があります。日本に初めて蒸しパンというものが伝わったのは室町時代という説があり、生地に餡を詰めて蒸し饅頭にして食べられていたようです。しかし、鎖国政策により海外から伝わったパンは食卓から消えてしまったという歴史があります。
そんな、歴史の中で再度庶民の味になったのは昭和30年代に人気があったロバのパン屋さんによる蒸しパンの移動販売がきっかけだったようです。今ではスーパーやコンビニで気軽に買える蒸しパンのカロリーを中心に、栄養価やダイエット効果をまとめました。

蒸しパンは菓子パンの中でもカロリーが高くケーキに似たパンです。卵の風味を楽しむシンプルな蒸しパンと、チョコやチーズを入れた甘味の強い蒸しパンではカロリーに差がでます。
昔から親しまれているメロンパンのカロリーは276kcal /1個で、カステラだと160kca/1切となると、蒸しパンはシンプルですが案外カロリーが高いことになります。l

蒸しパンそのものは炭水化物と脂質が高いですが、色々な食材を混ぜで蒸しても、甘味を抑えて色々な具を挟んで食べると消化によく栄養のバランスが良い1品になります。
脂質が高くカロリーが高いのでダイエット中には向かないと思われがちですが、蒸しパンはカロリーがある分腹持ちがよく暴飲暴食の抑制になります。甘味に黒糖を加えることでミネラルたっぷりでカロリーを抑えた蒸しパンになります。

蒸しパンの醍醐味はフワフワの食感です。小麦粉を水で捏ねると弾力のあるグルテンが形成されますがベーキングパウダーや重曹を入れて加熱することで、二酸化炭素が発生して生地の中に細かい気泡を作ります。化学反応による膨化というメカニズムによって生まれたのが蒸しパンです。カロリーや栄養価と一緒に原理を知ることが出来るパンです。

蒸しパンは脂質も糖質も高くしかもカロリーが高いのでダイエット中には避けたくなりますが、蒸しパンの適度な糖質は満腹中枢を刺激してお腹が満たされます。おやつを我慢して夕飯を食べすぎてしまうよりも、おやつに蒸しパンを1つゆっくりと温かい飲み物と一緒に食べるほうが、1日の摂取カロリーを抑えることになります。
ただ、1個のカロリーが高いので食べ過ぎは禁物です。味付けは好きなのを選んで大丈夫ですが、1日1個にしないとカロリーオーバーになってしまいます。

蒸しパンは手作りすることで市販の蒸しパンよりもカロリーを抑えることが出来ます。ホットケーキミックスとレンジで簡単に出来るレシピもあるので思いついたらすぐに作れます。
生地におからやさつまいもを混ぜることで食物繊維が豊富な低カロリー蒸しパンが出来るのでアレンジを楽しめます。加える油をサラダ油ではなくココナッツオイルやオリーブオイルに変えるとカロリーは変わりませんがヘルシーな蒸しパンになります。

蒸しパンはコンビニでもスーパーでも手軽に買えます。パンコーナーに行くと必ず1つは蒸しパンが陳列されています。毎日のように新商品が並ぶパンコーナーですが蒸しパンは定番の商品が長く愛されているのも特徴です。
誘惑に負けて蒸しパンと他の菓子パンを買ってしまうとカロリーが心配になるので、ダイエット中のおやつに1つと考えると300キロカロリー前後の蒸しパンを1つ買うことがお勧めです。、

素朴な味わいの蒸しパンですが定番の菓子パンの中でも案外カロリーが高いのには驚きましたね。
しかし、そのカロリーを利用しておやつに1つ食べることで、一日の摂取カロリーが抑えられるはストレスがないかもしれません。蒸しパンは定番の商品が多いですが季節限定のアレンジ商品も多くあるので、毎日食べても飽きないのも嬉しいですね。ただ、クリームが入っている商品はカロリーが高くなるだけでなく、脂質も高くなるので注意が必要です。