記事ID3549のサムネイル画像

疲れた時は山芋パワーで乗り切ろう!そのカロリーと栄養効果!

すりおろすと、とろとろ美味しい山芋。食欲が落ちている時でも食べられちゃう食材ですね。そんな山芋って、一体カロリーは高いの?それとも低いの?若い女性のみならず最近はカロリーを気にする人がたくさんいますね。今回はそんな山芋のカロリーや栄養素を調べてみました!

山芋のカロリー

お米より古いの?山芋の歴史

山芋の歴史はお米の歴史よりも古く、なんと縄文時代から食べられていたそうです。昔の小説にも山芋はたびたび登場していたそうで、あの有名な平家物語にも山芋の事は記載されているそうです。芥川龍之介の「芋粥」にも山芋が登場するなど歴史的背景に必ず出てくる野菜なんですね!山芋の皮をむいたり擦ったりすると手がかゆくなる場合がありますね。あの現象はシュウ酸カルシウムが原因です。シュウ酸カルシウムは酸にとても弱いという性質を持っていますので、あらかじめ酢水につけてから料理するとかゆみはおこりません。また、かゆみがおこったときには、お酢を薄めたもので軽く洗い流すとかゆみがおさまります

気になる!山芋のカロリーと栄養価は?

65カロリー/100g

山芋のカロリーは長芋で65カロリー/100gなので低カロリーです。しかし、大和芋だと123カロリー/100g、自然薯で121カロリー/100gなので山芋でも種類によっては高カロリーになってしまいます。ただ、大和芋も自然薯も実際に食べる時にはだしで割って食べるのでそこまで高カロリーではありません。

栄養価は?

山芋には消化酵素が大根の約3倍含まれています。山芋に含まれる消化酵素のジアスターゼは体内の糖質の分解を促進してさらに消化を助け、栄養の吸収を高めます。その為新陳代謝が活発になり、血行が良くなります。

目の疲れにもいいの?

山芋のネバネバしたものの正体はムチンという食物繊維です。また、ムチンは人の涙に含まれる成分の一つで保水力を持っています。現代病であるドライアイはムチンが不足している場合が多いです。山芋はムチンがたくさん含まれているのでドライアイの予防や改善に効果があります。

山芋を利用したダイエット方法

山芋を利用したダイエット方法その① 炭水化物と一緒に山芋を食べるダイエット

ご飯やうどんなどの炭水化物と一緒に山芋を食べるダイエットです。もとも山芋は低カロリー食品ですが、低カロリーな上に山芋に含まれるムチンには糖質の吸収を抑える働きがあります。しかし、するすると食感もいいので食べ過ぎには注意が必要です。

山芋を利用したダイエット方法その② 山芋と豆腐食品を一緒に食べるダイエット

低カロリーな山芋ですが、カリウムも豊富に含んでいます。カリウムには塩分濃度の調節をする働きがありむくみの解消をしてくれます。また、こちらも低カロリー食品の代表選手の豆腐料理と一緒に取ることで満腹感も得られます。

山芋料理のカロリー

山いもと豚肉のぽんず炒め

283カロリー/1食

里芋と長いもの豆乳シチュー

339カロリー/1食

ハムと大和いものふわふわ揚げ

219カロリー/1食

山芋の長寿煮

192カロリー/1食

低カロリーの山芋の料理を集めてみました。一緒に使う食材によってはカロリーが高めになってしまいますが、全体的にはやはり低カロリーですね!ご飯と合わせても糖質の吸収を抑制してくれるとろろなら少し安心です。それ以上にとても栄養価の高い山芋なので毎日の食事に上手に取り入れて日々の健康維持に努めたいですね!

やはり低カロリーだった山芋

滋養と強壮に高い効果を発揮すると山芋。縄文の昔から人々に食べられていたとは驚きですね!また、現代病であるドライアイの改善も見込めるので古代から現代まで人間の健康に高くかかわってきた食品なんです。山芋というとやはり低カロリーなとろろ飯を思い浮かべますが、糖質の吸収を抑制する効果があるのでカロリーだけではなく山芋でご飯を食べると言う事は実に理にかなった食事方法なんですね。こんな栄養豊富で低カロリーな山芋は日々の食事に上手に取り入れて毎日頂きたいですね。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ