2016/04/26
hiro1439
ほっけというと干物のイメージが強いですよね。ほっけはしっとりとした白身で骨離れのいいとても美味しい魚です。しかし、ほっけのカロリーや栄養素の事はあまり知られていません。そんなほっけに注目してカロリーや栄養素、ダイエット方法を調べてみました。
ほっけは鮮度が落ちやすい魚です。冷蔵技術や流通の安定が図れなかった時代はほっけは食用ではありませんでした。また第二次世界大戦後の食糧難の時に、大量にしかも簡単にとれる魚だったので食材として重宝されました。しかし冷蔵技術がまだまだ発達していない時代だったため、鮮度と味が落ちてしまったことから、戦後の食糧難を経験した世代の方々からは、ほっけはあまり好まれない魚になってしまいました。
115カロリー/100g
ほとんど干物以外では見る事がないほっけ。そのほっけのカロリーは100gで115カロリーなので低カロリーな魚ですね。同じように開きで有名な鯵は100gで121カロリーなので鯵よりも低カロリーです。新鮮で取れたてのほっけはお刺身でも食べる事が出来るらしいですが、実際にはなかなか難しいらしいですよ。
ほっけにはタンパク質や不飽和脂肪酸、ビタミン類が多く含まれています。ほっけは鮮度が落ちやすい魚なので、スーパーなどでは開き以外ではあまり見かけません。そして、ほっけは干すことによってカルシウムが約8倍に増加するので、骨粗しょう症の予防にも効果が見込めます。
ほっけには脂質は少なめですが、オメガ3系の脂肪酸である、エイコサペンタエン酸、俗にいうEPAが豊富に含まれていますので、血液をサラサラにする作用や、血中の悪玉コレステロール、こわ~い中性脂肪を減らす働きがあります。従って、血液のサラサラ効果や高血圧症、動脈硬化など生活習慣病の予防が期待できます。
ほっけを利用したダイエット方法その① ほっけの開きを食べるダイエット
白身の魚であるほっけは魚の中でも低カロリーです。通常開きにして水分が抜ける分、生の状態よりはカロリーは若干高カロリーになりますが、焼くことで余分な脂が落ちてカロリーの低下が見込めます。また、豊富に含まれるたんぱく質は筋肉の増加に繋がり、痩せやすい体作りに効果があります。
ほっけを利用したダイエット方法その② ほっけの混ぜご飯を食べるダイエット
ほっけの混ぜご飯を食べるダイエットです。ほっけは低カロリーな魚なのでご飯に混ぜてもそんなにカロリーは上がりません。また、ほっけは大きいのでご飯に対してたくさん加える事が出来ます。低カロリーで高たんぱくなほっけは食べる事で代謝が上がり結果ダイエットに繋がります。
ほっけのフライ
343カロリー/1食
ほっけのみそ漬焼き
105カロリー/1食
ほっけの南蛮みそ焼き
162カロリー/1食
ほっけの和風ミートボールシチュー
380カロリー/1食
一般的に低カロリーなほっけは、生の状態では鮮度が保てないので通常出回っているのは開いて干したものです。しかし、今日では流通も素晴らしい早さなので通信販売などで低カロリーな生のほっけを取り寄せる事は難しくありません。カロリーも低いことですし、料理の幅も増えるので手に入るようでしたらぜひ生のほっけで作ってみたいです。
ほっけは開きしかないイメージが強い魚です。また、白身の魚なのでカロリーは低かったですね。カロリーは低いですが、栄養的にはとても豊富に含まれていて開きを食べると骨粗しょう症の予防になるなど体に嬉しい効果がたくさんでした。ダイエットを考えた時にも、ほっけは低カロリーなのでダイエットに向いています。動脈硬化などの現代病を防ぐ作用も持っているので定期的に食べたい食材ですね!
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