記事ID3357のサムネイル画像

意外と太らない?牛乳のカロリーと栄養、美容効果についてのまとめ

給食などでもすっかりお馴染みの牛乳。それなりに好き嫌いもあり、「牛乳はカロリーが高いので太る!」とイメージされている方も多いかと思います。実際のところ牛乳のカロリーや栄養はどうなんでしょうか?気になる牛乳のカロリー、栄養価、ダイエット法についてまとめました!

学校給食でもお馴染みの牛乳、カロリーは高いイメージがありますが・・

牛乳とはウシの乳汁の事を指します。歴史上、日本で牛乳が飲用されはじめたのは、弥生時代からの可能性があり、「日本書紀」にそれらしき記述(「牛酒」という言葉がある)があるようです。近代では、第2次世界大戦後、アメリカの救援食料であった脱脂粉乳が学校給食に導入されはじめた事をきっかけに、食生活の欧米化なども相まって牛乳を飲む習慣が広まっていきました。加工法などによって種類も様々で、高カロリーなものだけではなく、低脂肪牛乳や無脂肪牛乳など比較的低カロリーなものもあります。

気になる牛乳のカロリーとその栄養価

牛乳のカロリー

134キロカロリー/200g

牛乳のカロリーはコップ一杯(200g)で134キロカロリーと、決して低いとはいえない数字です。糖分が多くて太りそうなイメージのあるコーラでさえ、コップ一杯で90キロカロリーなので、牛乳のカロリーはコーラのカロリー値の約1.5倍にあたります。

牛乳の栄養素

ミネラルが豊富

カルシウム、カリウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛などミネラルが多く含まれています。

これにより、骨や歯の形成、神経伝達、血液の生成、体内イオンの浸透圧調節などの体の機能をうまく調節する作用があります。また、ミネラルは体内でつくる事ができないので食品から摂取する必要があり、それらを効率的に摂取するのに牛乳は向いています。

牛乳の栄養素その他

ビタミンも豊富

ビタミンC以外のほとんどのビタミン(脂溶性ビタミンのA、D、E、K、水溶性ビタミンのB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、B12)が豊富に含まれています。

ビタミンAには、免疫機能を高め、感染症などを予防する働きがあり、ビタミンB2には、細胞の再生を促進する働きがあります。
牛乳は高カロリーですが、少しのむだけでも様々な栄養素を摂取できます。

牛乳ならではのダイエット法

牛乳ならではのダイエットその①:食事の前に牛乳を1杯飲む

牛乳は栄養素密度(食品100gあたりに含まれる栄養素)が高いので、少ないカロリーで効率的に必要な栄養を摂取する事ができます。筋肉維持に不可欠なタンパク質やカリウム、鉄分など豊富に含まれており、満腹感も得やすいのです。それらの特性を生かして、食事の前に一杯の牛乳を飲む事で、不必要なカロリー摂取を押さえ、ビタミンB群の働きで体の代謝を良くしてやせやすい体と食事のサイクルを作ります。

牛乳ならではのダイエット法その②:きなこ牛乳ダイエット

牛乳ならではのダイエットその②:きな粉牛乳ダイエット

きな粉牛乳の作り方は、牛乳200mlにきな粉をお好みで10g(大さじ1程度)程度入れてよく混ぜるだけでできます。きな粉には大豆イソフラボンやカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれているので新陳代謝を促進、脂肪燃焼効果が上がります。きな粉には食物繊維も含まれているので便秘解消効果も期待できます。高カロリーなおやつの代わりにきな粉牛乳を飲むのもおすすめです。

牛乳料理のカロリー

プリン

126キロカロリー/100g

セブンプレミアムのなめらか牛乳寒天

79キロカロリー/1個

グリコのカフェオーレ

113キロカロリー/180ml

キューピーホワイトソース

152キロカロリー/100g

牛乳はいろいろなものに使われているので、この限りではないのですが、4つほどピックアップしました。低カロリーなおやつとしておすすめなのが、牛乳寒天です。ほんのり甘くてお腹の持ちもよいのでダイエット中の心強い味方になってくれることでしょう。プリンやカフェオーレは多少高カロリーなイメージがありますが、自分で作ると、低脂肪牛乳などを使ってカロリーを抑える事ができます。

高カロリーだが栄養素密度の高い牛乳!

高カロリーですが、100gあたりに含まれる栄養価の高い牛乳。カロリーの値だけを見ていると高カロリーには違いないので、ダイエットには不向きに見えますが、少ないカロリーで多くの必要な栄養素を摂取できるとってもお得な飲み物だったんですね。ただ、乳製品にアレルギーのある方や、乳糖不耐症の方は下痢をしたりする事があるので、少し注意して飲むようにするとよいでしょう。
ダイエットには当たり前の事ですが、牛乳は高カロリーであることは事実なので、くれぐれも飲み過ぎには注意して、日々の食事はバランスよく食べるようにしましょうね!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ