朝カレーを食べたらダイエットできる?!カレーダイエットの実践法
2016/01/16
dempa1023
外食でも自炊でもメニューにあがりやすいカレー。高カロリーなイメージはありますが実際はどうなのか、ダイエット中でも食べられるカレーや、自宅で作るときの注意点などをまとめました。手軽なカレーを味方につけてストレスなくダイエットをつづけましょう♪
ダイエット中は豆腐にカレーをかける人も
カレーはダイエットには向いてないという話をよく聞きます。その一方カレーダイエットなんて言葉が流行ったりと、ダイエットに向いているのかいないのか、なかなか言い切れないようです。まずはダイエットに対してのいいところ・悪いところを見てみましょう。
カレーといえばスパイス・辛さ。さまざまなスパイスが使われていますが、特に発汗作用と血行をよくする作用はダイエットの味方と言っていいでしょう。新陳代謝をよくし、エネルギーの燃焼を高めてくれたり、悪いものを排出する効果が期待できます。
食欲増進作用のあるスパイスの1つ、コリアンダー
スパイスによるダイエットへの影響はいいところばかりではありません。消化を助け、食欲を増進する作用は、普通の生活では長所ですが、ダイエット中はそうとも言えません。食欲増進効果で適切な量以上を食べ過ぎてしまったらダイエットに逆効果になってしまいます。
ダイエットでは摂取カロリーを把握することから始まると思います。
お家で作る際の普通の日本カレーではご飯も合わせて600〜700キロカロリーになることが多いようです。
ダイエット中の方でカレーの脂質が気になる方は多いのではないでしょうか。カレーを家庭で作る際に、
1.具材(炒め油含む)の脂質を減らす 2.ルーを減らすか使わない
の2つの方法で脂質を抑える作り方をご紹介します。
具材では主に肉と炒め油で脂質がプラスされていると思われます。そこで使う肉を鶏なら胸肉、豚なら肩ロースなど脂質の少ないものに代える方法があります。また、豚バラならば湯通しして油を落としてしまっても効果的です。
カレーの炒め油を減らすには炒める工程をなくすのが一番です。ゆでた肉を最後にカレーと一緒に盛りつけるのもおすすめです。蒸し野菜とゆでた肉にカレーをかけた形ならば野菜もたくさん摂りやすく、ダイエット中の野菜の補給にも役立つカレーになります。
肉自体の量を減らすカレーには、ひき肉カレーがおすすめです。ひき肉を使うことでカレー全体に肉のコクや旨味が感じられ、少ない肉の量でも満足度の高いカレーに感じられます。
例えばバーモントカレー中辛では一皿あたり脂質6.8gと、市販のカレールーには脂質が多く含まれています。脂質オフのカレールーを使えば簡単に減らすことができますし、カレー粉を使ったカレーの作り方も多く紹介されています。
糖質を減らすダイエットをしている方にはカレーと一緒にたべるご飯が大敵です。カレーの場合おかずの品数が少ないことが多いため、一食の中のご飯の割合が増えがちです。そこで、副菜を充実させるのも1つの方法です。とくにスパイシーなカレーができてしまったときはご飯以外にもサラダや冷や奴など逃げ道を作りましょう。
おかわりしたくなるカレーの後味をさっぱりさせる果物やゼリーがおすすめ
全体の量を食べ過ぎてしまうのもダイエット中のカレーによくあることです。盛りつける際に適量を盛りつけて残りはしまってしまう(カレーはおかわりをしがちです)、あえてゼリーなどの低カロリーなデザートを用意してカレーを食べるのを終わらせる工夫が効果的です。
ダイエット中でも、外出中のランチなど外食を選ぶ機会もあると思います。カレーは手軽に食べられ、忙しい人もよく食べるかと思いますが、ダイエットの観点から外食のカレーについてみてみましょう。
ファミレスや定食屋さんでならば、カロリーを含めた栄養成分が表示されているので、ダイエット中でも他のメニューなどと見比べて選択することができます。問題は喫茶店やエスニックレストランなど栄養表記のない場合です。
日本カレー・欧風カレーと言われるとろみのあるカレーの場合は、最初に紹介したように600〜700キロカロリーが基本です。トッピングでさらにプラスされるのでダイエット中の方は揚げ物やチーズなどののったカレーは注意してください。
インドカレーを食べるときに、ナンかご飯か選べることがあります。ナンは表面にバターやオイルを塗ってあるものが多く、ダイエットには不向きの食材です。ご飯と選べる場合はご飯を選び、ナンのみでおかわりのできるお店でも食べ過ぎないようにしましょう。
カレーにナンがつくのは北インド独自の文化です。また、寒い地域なのでカレー自体もバターなど動物性油脂が多く使われてほかの地域と比べて高カロリーなことが多いです。
さらさらのエスニックカレーには脂質の多いルーが使われていないのでダイエットに向いているかと思われる方もいますが、炒める際に大量の油を使うものも多くあります。特にマレーシアやインドのカレーではコップ一杯の油が使われることもよくあるようです。
タイカレーでよく見られるココナッツミルクは、脂質も植物性であることや脂肪燃焼効果のある中鎖脂肪酸が多いことから他の食材と比べて避ける必要は低いと思われます。
エスニックカレーを選ぶときは北インドカレーを避け、油の量の少ないカレーを選ぶのが重要です。
カレー=カロリー=ダイエットの敵、というイメージが大きいですが、食べ方やカレーの種類に寄って大きく違いがあるのがわかりました。「カレー」だからだめというわけではなく、他の料理と同じように材料や作り方を考えて選択すれば、ダイエット中もカレーを楽しむことができます♪
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