昔から食べてきた、完全栄養食!毎日食べたい玄米の驚くべき効果!
2015/11/12
takamxx.com
健康・ダイエットにとても良いと言われている玄米ですが、その効果をよく知らない人も多いのではないでしょうか。この記事ではそんな玄米の驚くべき健康・ダイエット効果を大特集します!ダイエットをお考えであれば、玄米の有効性を知らなきゃ損!ですよ!
近年、優れた健康食品として注目を浴びている玄米。ダイエットに効果があると言われていますが、はたして白米との違いはなんなのでしょうか。
玄米とは、収穫した米から、もみがらだけを除いたものです。その玄米を精白して、ぬか層や胚芽を取り除き、中の胚乳の部分だけにしたものが普段食べている白米です。
普段、私たちが食べることが多い白米は、玄米からぬか層と胚芽を取り除いたものなんですね。
この取り除かれた米ぬかは栄養価が高く、料理や美容に利用すると効果を発揮します!
では、米ぬかが取り除かれていない玄米と、取り除かれた白米では、栄養価はどの様に違うのでしょうか?
玄米と精白米の栄養成分比較 ※五訂増補日本食品標準成分表より
玄米 / 精白米 (100gあたり)
■たんぱく質 6.8g / 6.1g
■脂質 2.7g / 0.9g
■炭水化物 73.8g / 77.1g
■カリウム 230m / 88mg
■マグネシウム 110mg / 23mg
■リン 290mg / 94mg
■鉄 2.1mg / 0.8mg
■亜鉛 1.8mg / 1.4mg
■マンガン 2.05mg / 0.8mg
■ビタミンE 1.3mg / 0.2mg
■ビタミンB1 0.41mg / 0.08mg
■ビタミンB2 0.04mg / 0.02mg
■ビタミンB6 0.45mg / 0.12mg
■ナイアシン 6.3mg / 1.2mg
■食物繊維(水溶性)0.7g / 0.0g以下
■食物繊維(不溶性)3.0g / 0.5g
表を比較すると、いかに玄米が白米に比べて食物繊維・各種ミネラル・ビタミンBを豊富に含むことがわかりますね。これらの栄養素が、ダイエットに大きな効果をもたらすのです!
それではまず、食物繊維の働きについて見ていきましょう。
玄米に代表される食物繊維を多く含む食物は、自然に噛む回数を増やしてくれます。
食物繊維は胃の中で水分を吸収し膨らむので、噛む回数の増加と合わせて満腹感を得ることが出来ます。
さらに、コレステロールの吸収を抑え、便秘を解消する効果もあります。
現代人に不足していると言われている食物繊維。カロリーがほとんどなく、満腹感が得られるので、健康維持・ダイエットにもってこいです!
次に、玄米に豊富に含まれている、各種ミネラル・ビタミンはダイエットにどう作用するのでしょうか。これらは、新陳代謝のために必要な「酵素」の働きを活発にする働きがあります!
酵素は「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられ、後者の「代謝酵素」の働きが基礎代謝アップにつながり、ダイエットによい効果をもたらします。
ダイエットに必要不可欠な基礎代謝の向上。ビタミン・ミネラルを摂取することによって痩せやすい体質になるということですね!
そして玄米に豊富なビタミンB群は、特にダイエットに有効なのです!
ビタミンB群の中でもビタミンB1とビタミンB2は、ダイエットに効果的です!
ビタミンB1は、糖質を分解しエネルギーに変える働きがあります。それによって脂肪代謝が活発になります。
ビタミンB2は、脂肪を分解しエネルギーに変える働きがあるため、ダイエットには必要不可欠です。
脂肪を燃焼しやすくすることが、ダイエット成功の秘訣です。玄米には、脂肪燃焼に効果があるビタミンB1とB2が豊富です!
玄米が、ダイエットに優れた栄養素を含んでいることがおわかりいただけたでしょうか。
実は、他にも驚きのダイエット効果が備わっているんです!
玄米にはガンマオリザノールというポリフェノールの一種が含まれており、高脂肪食への欲求を抑制する効果があることが知られています。
現代の食事は高脂肪なものが多いですが、こうした食事は脳への依存性が強いことで知られています。そのため、必要以上に食べ過ぎてしまい、肥満の原因になってしまいます。
玄米に含まれているガンマオリザノールは、高脂肪な食事の依存という悪循環を断ち切るのに有効です。
血糖値の度合いを示すGI値が高いのが白米、同じカロリーでも低いのが玄米です。
食後、血糖値が上がるとインシュリンというホルモンが分泌され、脂肪が体内で作り出されます。
血糖値の上昇が急激だと、このインシュリンの分泌も増加してしまい、太る原因になってしまいます。
そのため、白米よりGI値の低い玄米の方が太りづらいと言えます。
白米と玄米は同じカロリーですが、ダイエットに有効な栄養価は玄米の方が上です。そしてGI値の違いが、玄米の太りにくさにつながっているんですね。
玄米は白米に比べて栄養価が高いので、白米のご飯の食事よりおかずの量を少なくしても、栄養のバランスが取れます。玄米ご飯は、野菜や魚との相性ばつぐんなので、玄米を導入することによって自然に健康的な「玄米食」を食べられるようになります。
これまで見てきたように、健康やダイエットにいいことづくめの玄米ですが、炊き方にはひと工夫必要です。炊飯器で白米と同様に炊くと、白米のご飯に比べて硬くなり、ぱさぱさしてしまいます。
玄米の健康パワーを美味しくいただくためには、炊飯器の玄米炊飯モードで炊くか、圧力鍋、土鍋が必要です。
玄米は、炊く前に白米よりも長時間水に漬ける必要があります。
最低でも2~3時間、できれば一晩中(8~12時間)水に漬けるといいでしょう。
炊く際にひとつまみの塩を加え、玄米の吸水力を上げます。
玄米を一晩は水に浸け、しっかりと水を浸透させた後、炊飯器にセットして炊きます。白米の場合よりも水を多くセットします。
圧力鍋で炊く場合は、玄米の約1.2倍の水を加えます。
しっかりと蓋をし、まず強火で炊きます。圧力がかかったなら弱火にして25~40分。
その後火を止め、10~15分蒸らします。
土鍋で炊く場合には、玄米の1.2倍~1.5倍の水を加えます。
最初は中火で炊き、沸騰したら弱火にして20分ほど炊きます。
火を止め、20分ほど蒸らします。
ダイエットのみならず、健康にとても良い玄米ですが、いきなり一日の白米ご飯をすべて玄米ご飯に入れ替えるとなると、味や食感の違いが大きいため、抵抗を感じてしまうのではないでしょうか。
最初は、玄米を白米とブレンドしたり、ミルサーを使用してペースト状にして食べたりしてみてください。玄米ご飯をおにぎりにするのもおすすめです。
慣れてきたら少しずつ、無理のない範囲で玄米ご飯の食事の割合を増やしていけばいいのです。
慣れると白米のご飯にはない、小気味よいぷちぷちした食感がやみつきになります!
食の欧米化や、様々なジャンクフードが氾濫する現代。
その中で、日本古来からの和食が、健康食として世界中から脚光を浴びています。
そして、玄米を使ったご飯は、その和食と極めて相性がいいのです。
和食は、低脂肪で食物繊維が豊富なので、ダイエットに優れた効果を発揮します!
ダイエットのみならず、健康全般に高い効果がある玄米をさっそく取り入れてみてはいかがでしょうか!
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