ヘルシーおいしー♡旨味たっぷりのたらで美味しくカロリーオフ!
2016/02/27
Nijiko
プルンとした見た目、崩すととろっと黄身がこぼれ出る…一口食べると卵と出汁の風味が広がってつるんと喉を通っていく温泉卵。いくらでも食べられそうです。ですが形は違いますが温泉卵は「卵」です。そのカロリーは気になるもの。ここではそのカロリーと栄養などをご紹介します!
ご飯にも麺類にも合う「温泉卵」。この温泉卵はどうやって作られているのかをまずはご紹介します!
温泉卵は、黄身部分が半熟で卵白部分は半凝固状態に茹でた卵のことを言います。一部では温度卵(おんどたまご)とも呼ばれているんですよ。さらに、温泉の湯や蒸気を利用して卵を茹でたり蒸したりした茹で卵は、半熟であるかにかからわず「温泉卵」と呼ばれます。
温泉卵は卵黄よりも卵白の方が柔らかい状態であるのが特徴です。温泉卵はどうやって作られているかというと、卵黄の凝固温度は約70℃、卵白の凝固温度は約80℃なのでこの性質を利用して作られます。約65℃~68℃のお湯に30分程度浸けておくことで温泉卵の状態になるのです。
温泉卵の由来
なぜ温泉卵と言われるようになったかと言うと、温泉が湧いている場所のお湯の温度がこの65~68℃に近いため、浸けておくだけで簡単にできることから温泉地の旅館で提供されることが多かったそうです。この温泉地の湧き湯に浸けてできることから「温泉卵」と呼ばれ始めたと言われています。
温泉卵は形状が違くとも「卵」であることには変わりません。そのカロリーは気になりますよね。卵は生で食べたり、茹でたりなど加熱して食べることも多い食品です。ですが、生卵も温泉卵も茹で卵も、カロリー自体にそこまでの差はありません。生でも火にかけてもあまりカロリーは変わらないのです。
温泉卵のカロリーは約86カロリーほど。
卵の大きさによって多少カロリーの変動はありますが、大体のカロリーは86カロリー程度と覚えておくといいと思います。また、温泉卵自体のカロリーはそこまでではないですが、温泉卵は味付けをして食べますよね。その味付けによってカロリーは加算され変わっていきます。カロリーが気になる場合には、あっさりとしたカロリーの低い調味料を使いましょう!
温泉卵のカロリーは約86カロリーほど。卵はそこまでカロリーは高くないのですが、実はその中には沢山の栄養が含まれているのです!卵は、良質なたんぱく質が含まれており、さらにビタミンAやビタミンB類、鉄分も豊富に含んでいます。
卵はこういったカロリーや栄養面から「完全栄養食品」とも呼ばれているんですよ♪
さらに、卵の中では「温泉卵」が一番消化がいいとされています。実は生卵が一番消化吸収が悪いんですよ。
なぜ、温泉卵が消化が良く完全栄養食と言われているのかというと、卵白と卵黄は生の状態では消化に差はありません。また、卵白には「オポムコイド」や「オポインヒビター」というたんぱく質が含まれていて、これらは人間の体のタンパク質分解酵素の働きを阻害してしまいます。
温泉卵はある程度加熱している食品ですよね。
卵は加熱されることにより、阻害効果がなくなり身体に栄養が吸収されやすくなるのです。ですが、火にかける時間が長いと消化時間がかかり吸収されにくくなるので、半熟の「温泉卵」が一番消化吸収が良く、栄養バランスが一番いい状態なのです。カロリーも高くなく、栄養価が優れている温泉卵は、実は凄い食べ物なんです!
いくらカロリーが高くないと言えど、沢山食べれば太ってしまいますよね。そこで注意点をご紹介します。
卵ダイエットなどが注目を集め、様々な食べ方でダイエットに励んでいる人もいますよね。温泉卵は消化吸収が良いためダイエット効果は、あまり望めませんが、茹で卵でも温泉卵でもカロリーはさほど変わりません。卵はそれほどカロリーは高くないですが、どういった食物と一緒に食べるかが重要です。炭水化物やカロリーの高い料理と一緒に食べてしまうとカロリーの摂り過ぎとなりますので注意しましょう。
卵は食中毒が心配されますよね。生卵には、食中毒の原因となる「サルモレラ菌」が存在していることがあります。ですがサルモレラは70℃以上の中では生存できないため65~68℃で30分浸けている温泉卵は、食中毒になる危険性は少ないです。なので安心して大丈夫なんですよ。
温泉卵のカロリーと栄養価、いかがでしたでしょうか?
温泉卵は自宅でも作れるので、自家製温泉卵をストックしている方も多いのではないでしょうか?
温泉卵は、生卵などとカロリーはさほど変わることはありませんが、消化吸収がとてもいい食品です。温泉卵には良質なタンパク質が多く含まれていますから、是非この機会に食べてみてください!
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