若返りのビタミン!ビタミンEの栄養効果で健康な身体をつくろう!
2015/12/02
77nana
2016/05/18 更新
一時期CMにも登場し、知れ渡った「トレハロース」。トレハロースは様々な食品に使われているので知らずに口にしている方も多いでしょう。ですが正直良く分からないものですよね。そこで、ここではトレハロースの原料や効果についてご紹介します!意外な効果が見えてくるかも!
トレハロースは自然界に存在する糖の事で、きのこ類や酵母などに含まれています。また、私達が普段から口にしている餡子や餅菓子、カスタード、パン類、冷凍食品、お惣菜、肉屋魚の加工品などにもトレハロースは含まれており、食品に使われているものはジャガイモやトウモロコシの澱粉に酵素を加えて作られたものです。さらに食品以外にも、化粧品にもトレハロースは含まれているのですよ。
トレハロースは「太古の昔から自然界に存在」していたもので、そのため生命とも密接に関わり、様々な効果を発揮しています。
例えば、クマムシなどの微小生物や砂漠などの過酷な環境で生き続けてきた植物たちはトレハロースが体内に存在するからだと言われています。さらにトレハロースは昆虫の体液の中にもあり、このトレハロースが飛翔する際のエネルギー源として効果を発揮しているのです。私達が使う物の中にもトレハロースは含まれています。化粧品や入浴剤、農業などの分野にもトレハロースは役立っています。
私達が口にする多くの食品に入っているトレハロース。体内に入れる分、その安全性は気になりますよね。
トレハロースは基本的に急性毒性などはなく安全であると言われています。WHOといった国際機関からも、1日当たりの許容摂取量を認定する必要はない物と認められています。なので、現時点ではトレハロースの危険性は確認されていないのです。
食品に含まれているトレハロースはトウモロコシやジャガイモから作られています。気になるとすれば、遺伝子組み換えや農薬の心配ですよね。工業品で使われる物の多くはコスト削減のため海外から輸入した遺伝子組み換えの物ばかりです。
ですが、これに対してもトレハロースの健康被害や事例は報告されていません。
トレハロースは今や食品にとって欠かせないものとなっています。まずは、トレハロースが食品に起こしてくれる効果についてご紹介します!
トレハロースが含まれている食品は、冷凍しても食品の味・食感の変質が抑制され戻りやすい、という特徴があります。
なぜかというと、トレハロースは氷の結晶を抑制する効果があり、冷凍で細胞が壊れ食感などが変わることを防いでくれているのです。なので、カスタードクリームなどを冷凍し、解凍しても滑らかなままなんですよ!
炊いたご飯を長時間放置したり、冷蔵庫で保存するとポロポロになり固くなりますよね。
これは時間が経ち澱粉がの性質が変わることによって起こります。ですがここにトレハロースを加えるとその変質を防ぐ効果を発揮するのです。トレハロースが澱粉が変質していくのを防ぎ、もちもち感やしっとり感を保ってくれるのです。おにぎりやカステラ、餅菓子などの食感もこのトレハロースの効果があってこそなんです。
脂質を含んだお菓子や食肉加工品などは、時間が経つと脂が劣化していきます。
この劣化を防ぐ効果がトレハロースにはあります。トレハロースは脂質から酸素を保護し食品を劣化から守ってくれるのです。品質保持の効果が高いので、トレハロースは保存性を高める添加物としてとても重要なものなんですよ。
タンパク質も脂質や澱粉と同様に変質していくものです。
ハンバーグやプリンなどに入れると、たんぱく質の熱に対する反応を緩やかにしてくれるのでふっくら、しっとりに仕上がります。また食品が熱で縮むのも防ぐ効果があるのです。
トレハロースには肌にも良い効果を発揮することが認められており、化粧水やクリームなど、色々な化粧品に使われているのです。
トレハロースは高い保湿効果があり、乾燥肌の方には嬉しい効果がたくさんあるんです。
トレハロースの保湿効果は、特に乾燥状態になった肌にこそ効果を現します。トレハロースは水分保持機能にも優れているため、水分を逃さず、大切な潤いを保ってくれるのです。
トレハロースには保湿のほかに、細胞を維持する効果まであるのです。
例えば、乾燥し生命力が絶えたと植物でも水を与えることで生き返ることができます。これが人間の細胞でも効果があると考えられ開発されてきました。乾燥以外にも紫外線からも肌を保護する効果も期待されています。
トレハロースはいまや、食品や化粧品といった様々なものに含まれており私達の生活を支えてくれいます。
トレハロースは添加物の中でも危険性はほとんどありません。冷凍食品や総菜が美味しく食べられるのはこのトレハロースのおかげなのです。さらに、乾燥肌の人には嬉しい保湿成分などもあり、知らず知らずのうちにトレハロースを使っていることも多いでしょう。是非買い物をした際には一度、成分表などを見てみてください。いつも食べている食品にもトレハロースは含まれているかもしれませんよ♪
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