ラー油のカロリーとは？ダイエット中でも食べたい、気になるラー油

ラー油は漢字で「辣油」と書き、「辣」とは熱を伴う辛さを意味します。辛味調味料、または薬味として使われますが、名前の通り、成分の99.8％は油です。主な原材料は、山椒・葱・生姜・にんにく・唐辛子各種で、それらを高温の植物油やごま油に通して作られます。

カプサイシンとは、油によく溶け、血行を促進したり胃液の分泌を良くする働きを持っています。また、皮下脂肪の代謝を促進させ、肥満を防止する効果があります。また、唐辛子に含まれる「カロテノイド」も油によく溶け、抗酸化作用を持ちます。

食べるラー油と言われる具入りラー油は、様々な食品メーカーから販売されています。それぞれの商品には特徴があり、カロリーも若干異なります。

カプサイシンが含まれているラー油ですが、食欲増進作用もあり、ダイエットに取り入れるには注意が必要です。しかし、自作にすればカロリーオフのラー油ができます。ラー油自体を手作りは難しいですが、食べるラー油のような具入りのものならば、家庭用にアレンジができます。

1：鷹のツメは手で細かくちぎり、にんにくは芽を取り除き薄くスライス、長ネギは薄く小口切りにする。
2：フライパンにサラダ油を入れ、鷹のツメ・にんにく・長ネギも入れてから、弱火でゆっくり加熱する。
3:香りが立ち始めにんにく・鷹のツメ・油が色づき始めたら、水としょうゆを入れてすぐに火を止める。

いかがでしょうか？ラー油を多量に食すことは少ないので、通常はカロリーを気にする必要はほとんどありません。しかし、ダイエット中では注意が必要です。
ラー油にはカプサイシンが含まれており、発汗作用や脂肪燃焼作用があります。一方で、食欲増進作用もあるので、ついつい食べ過ぎてしまうリスクがあります。

また、食べるラー油にも気をつけましょう。現在では、ご飯に合うようにカロリーが高い商品が多く販売しています。市販の具入りラー油のカロリーは、1食分の食事に相当する場合もあります。ときには自家製のラー油をつくってみることで、カロリー控えめなダイエット向きラー油を取り入れていきましょう。