小松菜ってどんな栄養や健康効果があるんだろう?小松菜の栄養とは?
2015/11/23
まろまろんまま
小松菜の栄養素をご存じですか?小松菜には、ほうれん草にも負けない栄養素がたっぷり入っているのです。小松菜の栄養素には、実際何が含まれているのでしょうか?また、小松菜の栄養素から、どんな健康効果があるのかをみていきましょう。
【小松菜の栄養素】栄養素が豊富な小松菜
小松菜には、皮膚や粘膜を丈夫にするβカロチン、骨を強くするカルシウム、コラーゲンの生成を促すビタミンC、強い抗酸化作用を持つビタミンE、ヘモグロビンを構成し全身に酸素を送る鉄分などを豊富に含んだ野菜です。
他にもビタミンB群、リン、食物繊維、カリウムなど、多くの栄養素が含まれていますが、やはり多く含んでいるのはカルシウムとβカロチンです。しかも、小松菜にはほうれん草のなんと5倍のカルシウムが多く含まれています。
【小松菜の栄養素】小松菜のカルシウムは、牛乳にも負けない栄養素
カルシウムは丈夫な骨や歯を作るのに重要な栄養素で、骨粗しょう症の予防に効果がある栄養素です。しかし、カルシウムは体内で作ることのできない成分なので、食べ物から摂取するしかありません。
【小松菜の栄養素】小松菜のカルシウムは、牛乳にも負けない栄養素
成人1日当たりのカルシウム摂取推奨量は、650~800mgです。カルシウムと言えば牛乳などの乳製品を思い浮かべると思いますが、牛乳100gあたりのカルシウムは110mg、小松菜100g中には170㎎と、驚くことに小松菜の方が多いのです。
【小松菜の栄養素】小松菜には、ビタミンKという栄養素も多い
小松菜には骨折予防の効果があるとして骨粗しょう症の治療薬としても用いられているビタミンKも豊富に含まれています。カルシウムとビタミンKの相乗効果でより骨を強くすることが期待できるのです。
【小松菜の栄養素】貧血対策を小松菜の栄養素で行う
貧血は女性がなりやすい病気で、日本人女性のおよそ二割は貧血ではないかと言われています。貧血は、体内の鉄分が不足すると血液中で酸素を運ぶヘモグロビンも減ってしまうことが原因で起こります。
小松菜などの植物性食品に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」というもので、レバーなどに含まれる「ヘム鉄」に比べると吸収率が良くありません。そこで重要なのが小松菜のビタミンCです。植物性食品から鉄分を摂取する時はビタミンCと合わせて摂ると、貧血予防につながります。
【小松菜の栄養素】鉄分の目安量
1日に必要な鉄分の摂取量は男性10㎎、女性は12㎎です。また女性は月経になると一気に15~30mgもの鉄分を失います。これは小松菜2~3束分ほどの鉄分に値します。
【小松菜の栄養素】βカロテンという栄養素
小松菜にはβカロテンも多く含まれています。βカロテンとは、緑黄色野菜に含まれる抗酸化力のある栄養素で、老化防止、粘膜や皮膚・髪の健康維持、免疫力を高めるのに効果があるといわれています。
βカロテンは油で炒めると吸収率があがり、過熱を手早くすることでビタミンCもあまり失わずに食べることが出来ます。小松菜はアクの少ない生食可能な野菜ですので、さっと油で炒めるだけで十分な食材です。簡単で効率よくβカロテンを摂取するのにとてもおすすめの野菜なのです。
小松菜を食べて美肌を目指そう
小松菜にはコラーゲンの主要構成成分の一つであるアミノ酸「プロリン」も含まれています。プロリンは天然保湿成分の一つで、シミや肌荒れの予防や皮膚に潤いをもたらす働きがあるそうです。
また、プロリンはビタミンCと一緒に摂取することでより効果を発揮します。プロリンとビタミンCを一緒に摂取できてそれが美肌につながる小松菜は、いつまでもきれいでありたい女性にとって非常に魅力的な野菜ですね。
小松菜で脂肪燃焼
美肌効果以外にも、プロリンには脂肪燃焼効果があると考えられています。脂肪を分解しエネルギーに変える働きのある消化酵素をプロリンは活性化させます。また、小松菜には食物繊維も多く、便秘を改善も期待できます。
小松菜の栄養素
いかがでしょうか?小松菜には多くの栄養素が含まれていますが、やはり多く含んでいるのはカルシウムとβカロチンです。丈夫な体作りや貧血予防に、小松菜は最適です。また、美肌やダイエット効果もあるおすすめ食材です。
小松菜にはたくさんの栄養が含まれており、様々な効果が期待できる食材です。そして有難いことに、小松菜は和洋中を問わず色々な料理にする事が出来ます。毎日一株からでもいいので、継続して食事に取り入れていってはいかがでしょうか。
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