おせち料理に欠かせない黒豆♪その気になるカロリーに迫ってみます！

香ばしい風味が特徴の黒豆。最近はおせんべいなどのお菓子類や、黒豆茶なども人気です。でも黒豆といえばなんといっても煮豆！でもお砂糖を使っているので、ダイエット中の人はカロリーが心配だったりします。そこで、黒豆のカロリーをお伝えする前に、黒豆の豆知識や栄養などについて、ちょっとお話していきたいと思います！

黒豆はダイズの品種のひとつ。種皮に”アントシアニン色素”を含むため、外見が黒色をしています。代表的な品種は、江戸時代から栽培されている兵庫県の”丹波黒”や”京都の和知黒”などがあります。

江戸の高級料亭”八百善”がお正月料理に作ったのが始まりとされています。物事に熱心に励むことを”まめ”と呼び、、一年をそのように過ごせるようにという願いを込めた料理。現在もおせち料理には欠かせない物となっています。

黒豆には豊富な栄養素がバランス良く含まれています。そして普通の大豆と大きく異なるのは、”アントシアニン色素”を含んでいること。このため黒豆の表面の皮は黒色をしています。アントシアニンとはポリフェノールの一種で、眼精疲労を予防する効果があります。黒豆は、ビタミンB1、鉄、カルシウム、リンなどが大豆より多いのも特徴。また、ホルモンバランスを整える大豆イソフラボンや、脂肪の生成を抑制する大豆サポニンも含まれます。

気になる黒豆のカロリー。乾燥した物は100gあたり417kcalで、茹でた物は180kcalとなります。ちなみに大豆のカロリーも同じになるようです。そして一番気になる黒豆の煮豆は188～250kcal。お砂糖の使用量によってカロリーは変わってきます。今は市販の黒豆も沢山販売されていますが、一体どれ位のカロリーなのでしょうか？

市販の黒豆のカロリーも様々のようです。一番カロリーが控えめなのはセブンイレブンの物ですが、
色々と食べ比べてみるのも良さそうです。甘い黒豆の煮豆は風味がよくとても美味しいです。でも「もっとヘルシーに黒豆を食べたい！」という人のために、次は低カロリーの黒豆の食べ方＆レシピをご紹介します！

カロリーを気にする人には、まずは黒豆茶がおすすめです！こちらはお茶としてはもちろんですが、そのままおつまみとしても食べられます。また炊飯器に入れて炊くと、黒豆ご飯としても楽しめるのだそうです。

コップに黒豆を5粒～7粒ほど入れて熱湯を注ぎます（出来ればふたをしましょう）。2～3分経つと黒豆の成分が出てきて、濃い紫色のようになります。飲み終わった後の黒豆がまた美味しいのだとか。渋みが気になる人は、少量のハチミツを加えると良いと思います。

黒豆は一晩水につけてふやかしておく。調理の前に15分位強火で蒸す。

野菜と鶏肉を大きめに刻む。

材料を全部鍋に入れ、具材がかぶる位の水を注ぐ。沸騰したら弱火にし、20分～30分位煮込む。

お好みで仕上げにケチャップで味を調える

煮豆の印象が強い黒豆ですが、ピリ辛の豆料理などにも利用出来ます。こちらのレシピは材料を刻んで煮込むだけ。炒めないのでカロリー控えめです。野菜もたっぷり食べられて、とってもヘルシーな黒豆料理です。

よく洗って水切りした黒豆を鍋に入れる。分量の水、オリゴ糖、醤油、塩、重曹を入れて一晩おく。

一晩おいた黒豆をそのまま火にかける。沸騰したら弱火にし、約３時間位煮ると黒豆が柔らかくなる。煮汁ごと冷まして出来上がり！

「おせちの黒豆を低カロリーで作りたい！」という人に最適のレシピ。お砂糖の代わりにオリゴ糖を使います。一般的な上白糖のカロリーは１gあたり3.8～4kcalでオリゴ糖は１gあたり2kcal。オリゴ糖を使うと約半分のカロリーに抑えられます。オリゴ糖は腸内環境を整える効果があり、便秘などに悩む人にもおすすめ。甘さも控えめなので、あっさりとした風味の黒豆煮に仕上がります。

いかがでしたか？黒豆のカロリーや、低カロリーレシピなどのまとめでした。ホルモンバランスを整える効果がある黒豆ですが、過剰摂取は生理不順を引き起こす可能性があります。適量を守り、上手に美味しく黒豆を食べましょう！最後までお読み頂きありがとうございました。