ねえ知ってる？？ワインで太るかもしれないんだって！ワイン雑学

ワインが太ると言われたらもしかしたら太るのかもしれないと思う人も多いと思います。逆にワインが太らないと言われても、太らないと思う人も多いと思います。
ワインは太るか太らないか実にあいまいな立ち位置にいるのです。

ワインが太るかもしれないと思っている人の多くはお酒は太るという固定概念があるからです。
ビール腹とかよく聞きますもんね？
お酒は太るつまりワインも太ると考えるのは自然の流れです。

ところが、お酒のカロリーはエンプティカロリーと呼ばれており、太らないカロリーなのです。
つまり、ワインは太らないということになります。

確かにエンプティカロリーは太りません。しかし、ワインのカロリー１００％全てがエンプティカロリーなわけではありませんので、ワイン本来のカロリーは摂取されます。そこに気づかずに飲んでいる人がいるというのは事実です。
さらに、お酒は太るというイメージから言う人もいます。
ですが、ワインを飲んで本当に太る人もいます。それは飲み方に問題があるからです。

ワインだけを純粋に飲んでいる場合は太ることはまずありえません。もちろんがぶがぶ大量に飲めば太ることにはなりますが、通常に飲んでいる分には太らないのです。
ではなぜ太るのか？

ワインに合うおつまみが、チーズやソーセージ、揚げ物など非常に高カロリーなものでかつ、おいしいワインであればあるほどおつまみもおいしく感じるからなのです。
つまり、おつまみで太るというのが実際のところなのです。

ワインのカロリーは７０キロカロリー前後と言われています。
そこまで高くないので気軽に飲めるお酒と言えますね。

ワインは醸造酒です。醸造酒は他にはビールや日本酒があります。
蒸留酒はブランデーやウイスキーです。醸造酒はアルコール度数は低いけど、糖質が含まれています。反対に蒸留酒はアルコール度数が高く、糖質は含まれません。
つまりは、ワインの方がウイスキーより糖質が含まれている分、太るということになります。

ワインには白、赤、ロゼ、スパークリングがあります。
どれも太るとか太らないとかの違いはあるのでしょうか？？

白ワインも赤ワインとカロリーは同じです。でもこれは、辛口白ワインの場合です。辛口白ワインには、さっぱりとしたお料理が合うので、お食事のカロリーコントロールがしやすいというメリットがあります。
そして白ワインには、腸内のバランスを整え、老廃物を排出させ、新陳代謝を上げるという点もあります。デトックスには白ワインなんですね。
太ることもありませんね。

白ワインには、とっても甘くておいしい貴腐ワインというものがありますね。女性に人気のワインですが、こちらは糖分がたくさん含まれているために、太る原因になります。お好きな方は、デザート代わりに少しいただく程度にするのが賢そうです。

赤ワインは体に良いってよく聞きますね。それは、肌のコラーゲン合成に効果が期待できるアントシアニン（ポリフェノールの一種）が含まれているのと、脂肪の吸収を妨げる働きがあるからなんです。赤ワインを飲みながら食事をすると、血中の中性脂肪濃度がほとんど変わらないそうです。いわゆるフレンチ・パラドックスですね。
ガブガブ飲むお酒ではないので、赤ワインをお供にゆっくりと食事を楽しむと、満足感を得られます。それによって、食べる量も少なくてすむので、太るのを防げます。

ロゼワインのカロリーはなぜか赤や白ワインよりも高めなんです。
そのからくりは、ワインに含まれる炭水化物にありました。
・赤ワイン　1.5g
・白ワイン　2.0g
・ロゼワイン　4.0g
ロゼワインには倍以上の炭水化物が含まれているんです。そのせいで、アルコール度が低いにもかかわらず、総カロリーは高くなってしまうんですね。

さて、100ml・100kcalとワインの中でダントツの高カロリーのスパークリングワインですが、場を華やかにしてくれ、お料理にも合わせやすく、食前酒としても優秀です。口にする機会も多いのではないですか？
スパークリングワインにも、辛口から甘口まであります。甘口はロゼや白ワインと同じで糖質がたくさん入っています。ですから、こちらも辛口を選ぶことが太らないポイントになりますね。
シャンパンなら、エクストラ・ブリュットという超辛口もあるので、選ぶときの目安にしてください。

いかがでしたか？
ワインは太るということはなく、太るのはそのおつまみということが判明しましたね。
また、ワインを飲むならば辛口を選ぶ方が太ることを防ぎます。さらに太ることが気になるならば、一緒にたんぱく質をとるといいですよ。