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お餅のカロリーは太らない?ヘルシーに食べたい人必見の食べ方

お餅はどんな食べ方がお好きですか?焼き餅やお雑煮、きなこやぜんざいにして食べても絶品ですよね。ただお餅はカロリーが高いといわれる食品の代名詞。それは本当なのでしょうか。太らない食べ方はあるのでしょうか。今回はお餅のカロリーを中心にご紹介したいと思います。

お餅は古来から日本で食べられてきた欠かせない食材

日本ではすでに古墳時代から食べられていたとされるお餅。現代に引き継がれても、晴れの日や縁起物として欠かせない食材の一つです。お正月には誰もが食べたことがあると思います。ただ、お餅と聞いてカロリーが高いと連想した人も多いのではないでしょうか。お餅は本当にカロリーが高くて、食べると太るのでしょうか。お餅を食べるときに、おすすめの食べ方はあるのでしょうか。今回は、お餅のカロリーと食べ方をまとめました。

お餅のカロリーと栄養

お餅のカロリー

お餅の原材料であるもち米のカロリーは100gあたり235キロカロリーで、切り餅(50g)一つで117キロカロリーとなります。白米は同じ100gあたりが168キロカロリーですので、これがお餅が太るといわれる原因です。これは、炊いたときに白米の方がもち米より水分を吸収する率が高いため、同じ100gでももち米の方が米粒が多くなるためです。

お餅の栄養

お餅の栄養素は切り餅一つ(50g)に対して炭水化物26.3g、たんぱく質1.9g、脂質0.3gとなっています。そして知っておきたいのはお餅のGI値が高めということです。GI値とは食後血糖値の上昇度を示す指標のことで、この値が高い食品を食べると血糖値が一気に上がりインスリンが分泌されます。カロリーを気にするほかにもGI値も重要です。

血糖値が上昇するとインスリンが分泌されるのは自然な流れではあるのですが、大量にインスリンが分泌されてしまうとそのまま使いきれなかったインスリンが脂肪となって体に蓄積されてしまいます。その結果として太ってしまうということにつながってきます。

出典:http://mens-bodydiet.com

お餅を食べるときに気をつけたいこと

GI値を下げる工夫を

GI値の高いお餅は、お餅だけを単体で食べると太りやすくなります。それを、一緒に摂る食材次第で防ぐことができるのです。お餅を食べるときには、糖の吸収を緩やかにしたり、炭水化物の消化を助ける効果のある食べ物を知って、上手く組み合わせることが重要です。

ゆっくり噛んで食べる

出典:http://m3q.jp

お餅を食べたとき、満腹感が得られるまでに少し時間がかかります。急いで食べると満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまいますので、食べ方は要注意です。また、食物繊維は満腹感を感じやすく、さらに糖の吸収を抑える効果もあります。カロリーも野菜であれば、切り餅2個と食べても約300キロカロリーと気になりませんので、たっぷりの野菜とゆっくりよく噛んで食べることがポイントです。

お餅を使ったいろいろな料理のカロリー

お餅を食べたいけどカロリーは抑えたい、太りたくない、というときに効果的な食べ方をご紹介します。

磯部焼き

240キロカロリー。海藻に含まれる食物繊維には同時に食べた食べ物のGI値を下げる効果があります。海苔は1枚に対して1キロカロリーとカロリーも気になりません。

ふわとろ納豆もち

228キロカロリー。納豆にはビタミンB群が含まれていて、糖質の代謝をスムーズにする働きがあります。

からみ餅

136キロカロリー。大根おろしと食べることで、生の食べ物に含まれる酵素が、炭水化物の消化を助けます。また食物繊維やビタミンも豊富なので胃腸にも優しいのです。

関東風雑煮

307キロカロリー。食物繊維を多く含む野菜をたっぷり摂り入れると、このカロリーでも満腹感を得られます。

もちピザ

375キロカロリー。お餅をピザシートとしてアレンジ。食物繊維を多く含む野菜を使うことがコツです。

お餅のカロリーは、一緒に食べる食材で解決

お餅のカロリーは、グラムあたりでいうと白米より高カロリーになることがわかりました。ただ、お餅と一緒に食べる食材で、糖の吸収を緩やかにしてGI値の上昇を防いだり、消化を助けて代謝を上げることができます。この組み合わせでお餅を食べると、十分に満腹感を得ることもできますし、食べ過ぎなければダイエット中でも決してNGなカロリーではないのですね。お餅のカロリーに対するイメージが変わったら、早速いろいろなお餅の食べ方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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