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ダイエット中はカロリーが気になるから卵を控えるべき?徹底検証

今や多くの料理に採用されている卵!ただ、卵はコレステロールが多いからカロリーが高い。とか、食べ過ぎると過剰カロリー摂取で体によくないと私も知人から言われたことがあります。しかし一方で、「卵は美容と健康に良い」と言われているのも事実です。どちらが正しいでしょうか

卵のカロリーと栄養価は?

ダイエットをされているが一番気になるのがカロリーですよね。
卵は健康に良いから食べたほうが良い!という方と、カロリーが高いから食べない方がいい!という方と2パターンに分かれている方が多いようですね。
実際の所カロリーや栄養価はどうでしょうか?調べてみましたので、是非今後のカロリー計算やダイエットに役立ててください。

卵1個60g(Mサイズ)のカロリーと栄養価

カロリー     94キロカロリー
タンパク質  7.38g
脂質     6.72g
炭水化物   0.54g
カルシウム   33㎎
ナトリウム   78㎎
カリウム    72㎎
マグネシウム   6㎎
リン      120㎎
鉄分     1.08㎎
亜鉛     0.84㎎
ビタミンB1  0.05㎎
ビタミンB2  0.29㎎
ビタミンE   0.66㎎
etc.

上記以外にもビタミンCを除くほぼすべての豊富な栄養素を含んでいるので意識して摂取しても良いのでは?と思います。。特にタンパク質は多く含まれていますね。そしてこのタンパク質はとても良質だといわれています。カロリーも一個94キロカロリーと決して高い数字ではありませんが卵かけごはんを毎日食べているという方は決して低カロリーな食事とはなかなか言い切れない部分はありますね。


でも、気になるのがコレステロール。卵を食べるとコレステロール値は上がってしまうのでしょうか?

結局卵を食べるとコレステロールが上がるの??

昔は「卵はコレステロールが高いからあまり食べてはいけない」と言われていました。しかし本当に卵を食べるとコレステロール値が上がってしまうのでしょうか?



答えは        コレステロールは上がりません!!


常識的な範囲の1個や2個ではコレステロール値は上がらないといわれています。



卵黄にはレシチンといわれる物質を多く含んでおり、体内の細胞になくてはならない栄養素を吸収し、いらなくなったものを排出するといった、なんとも頼もしい物質で、血中の飽和したコレステロールを溶かして運ぶといった作用もあり、細胞や血中のコレステロール値を調整しバランスを保つ役目をしていると考えられています。



そもそもコレステロールは体内で作られていて不足した分を食事で補うといったものですから、そんなにコレステロールやカロリーを気にしなくてもいいのではないでしょうか?

卵を食べるだけで痩せる!?

卵のタンパク質は、消化するときに大きなエネルギーを必要とします。だから、胃や腸の動きが活発になって、消費カロリーが多くなるというわけです。たまごを食べれば食べるほど、消費するカロリーも増えていくのでダイエットにも最適ですね♪

卵には美容効果も!?どこに効果が!?

美肌効果

良質なたんぱく質とアミノ酸を多く含む卵は美肌効果にも期待が持てます。卵黄に含まれるコリンという成分で、皮膚の細胞の活性化に重要な働きをし、シミや肌荒れなどの予防にも効果があると考えられています。

脳を活性化

卵のコリンという成分が、肌だけでなく、脳を活性化させボケ防止であったり記憶力アップといったものが期待されています。アルツハイマー病の予防にも役立つと言われ日々研究されています。

肥満防止

肥満になる原因はいろいろありますが、ようするに不要な脂肪の蓄積を抑え、脂肪そのものの代謝をスムーズに行える体になれば根本的な肥満の防止策になります。卵にはこの活動を活性化させる作用があり肥満体質になりにくい体を作る役目を担っています。

人間にとってなくてはならない栄養素を多く含んでいる卵。もちろん細胞の活性化に一役も二役もかっています。卵は「完全食」といわれているだけあります。

カロリー摂取を抑えてゆで卵ダイエット?その方法とは?

肉や魚の量を減らしてゆで卵を食べる

ゆで卵自体はアミノ酸スコア100の良質な食品ですから、たんぱく質を肉や魚で摂る変わりにゆで卵にしても問題はありません。

運動の前にゆで卵を食べる

上手くダイエットに摂りいれるキーワードは“「たまご」+「運動」”。たまごはバリン、ロイシン、イソロイシンといった脂肪を効率よく燃焼する 必須アミノ酸を含んでいるので、運動前にたまごを食べればダイエット効果倍増が期待できます。

不足する栄養素を補うように心がける

カロリー計算も意識して、卵だけでは不足するビタミン・ミネラルを多く含む食材も一緒に食べる事が大切です。

卵は最高でも一日3個まで!理由はカロリー!

卵がいかに良質のアミノ酸、ビタミン・ミネラル類が豊富に含まれている完全栄養食で、コレステロールの心配がない食品だとしても、やはり食べ過ぎはいけません。

卵1個=約100キロカロリー。コンビニの梅おにぎり1個が154キロカロリーです。

ちなみに、100キロカロリーをコンビニで売っているお菓子で置き換えるとこうなります。


•ポテトチップスうす塩13枚
•じゃがりこサラダ14本
•ロッテクランキーチョコ2列と1かけ
•OREO1.9枚
•ポッキー10本
•プリッツ1/2袋
•きのこの山7個
•ロッテパイの実4個
•ハイチュウストロベリー5粒
•カントリーマアム2枚
•ミルキー7粒
•キャラメルコーン1/5袋

100キロカロリー以下でなんとティラミスやハンバーグが作れてしまうんですね。

ちなみに卵3個のカロリーだとこれらとほぼ変わりません。野菜リゾットやエビの中華炒めもできるんですね。
300キロカロリーでこれだけの料理が作れるなんて驚きですね。

卵とカロリーについてのまとめ

よく考えたら当たり前なのですが、卵にはひよこが生まれ育つのに必要な栄養素が詰まっているので栄養価がないわけないですね。卵1個や2個のカロリーで体重に及ぼす影響は少ないですが、卵を食べ過ぎて過剰にカロリーと栄養摂取になってしまい、高脂血症・動脈硬化症につながる可能性もゼロではないので注意してください。


あと高脂血症や卵アレルギーの人、コレステロール値の体内調整がうまくいっていない人なども注意が必要なのでお気を付けください。

とは言っても卵は健康食品である事に間違いありませんので、ダイエット中の方もカロリーを考えながら卵を美味しく食べて頂ければいいなと思います。是非参考にしてください。

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