素麺はダイエットの味方？敵？素麺のカロリーとダイエット活用法！

夏場の暑い時期のランチにもよく食べられる素麺。ツルンとしたのど越しのおかげで夏バテでも食べやすいですよね。また茹で時間も１～２分と短いのも夏場にキッチンに立ちたくない人にはもってこいの食材と言えます。

そんな食べやすい素麺でー１０ｋｇのダイエットに成功したという芸能人の告白が話題となりました。
確かに夏場に食べやすいくらい胃に優しく低カロリーな印象もあり、ダイエットに向いていそうな気もします。さらに食べて痩せるというダイエット法はストレスも少なく関心がある人もいるでしょう。では本当に素麺は低カロリーでダイエットに向いているのでしょうか。

そこでダイエットとは切っても切れない素麺のカロリーについてご説明します。
※ここでは素麺２束を１人分、さらに乾麺の状態ではなく茹でて調理した状態のカロリーで計算しています。

素麺１人分・・・約３４３キロカロリー
白米１人分・・・約２００キロカロリー

・・・えっ！素麺って白米よりもカロリーが高いの？と驚く方も多いと思います。
そうなんです。素麺１人分は白米に比べると１５０キロカロリー近く高いのです。
ではなぜカロリーが高い素麺でダイエットに成功することができるのでしょうか？
素麺のカロリーとダイエット法の謎についてご説明します。

世間ではダイエットに不向きと言われている白米よりもカロリーが高い素麺。
そこでなぜダイエットにカロリーが高い素麺が向いているのかその謎を解明します。

　素麺だけでは白米よりも高カロリーですが、素麺は白米と違っておかずがなくても満腹感がありますよね。休日のランチでは素麺だけの献立の方もいるのではないでしょうか。
　しかし白米はそうはいきません。汁物や１品でもおかずと一緒に食べる方が多いと思います。この汁物やおかずを合わせると素麺よりも白米のランチのほうがカロリーが高くなってしまいます。ランチ１食あたり５００キロカロリーで抑えるとダイエットに効果的と言われていますから、白米よりも素麺のほうがダイエットの向いていると言えます。

　ダイエットで苦労することの１つが「続きにくく、味に飽きやすい」ということ。多くの置き換えダイエットやブームになったりんごダイエット等の単品ダイエットも飽きてしまい続けにくいことがネックとなっていました。

　しかし素麺はその苦労とはほとんど無縁と言えます。まずはベーシックな麺つゆにネギ、さらにおろし生姜やもみじおろし、風味を変えるのにごま油等、薬味ひとつで味を簡単に変えることができ、飽きにくいのです。さらにその薬味もカロリーが低いものが多く、ダイエットの妨げにはなりにくいのです。

　さらに麺つゆ以外にも簡単に素麺の味を変えるアレンジレシピをご紹介します。

　ダシが出ておいしいツナもノンオイルタイプを選べば低カロリーに。また、薬味に風味が強いしそを加えることで麺つゆの量も抑えられさらにカロリーを抑えることにつながります。
　食べる前によく混ぜていただきましょう。

　これも混ぜるだけの簡単レシピ。茹でて麺つゆをかけた素麺に納豆をのせるだけ！画像にはありませんが、ここに低カロリーなめかぶやオクラ、とろろ昆布を加えて究極のねばねば素麺を作るのもおすすめです。
　ねばねば食材を入れることで満腹感も増し、腹持ちもよくなることでカロリーも抑えられます。オクラも素麺と一緒に茹でてしまえば、ほかの食材は加熱の必要がないので簡単手間なしなのも嬉しいレシピです。

　冷たい素麺よりもダイエットにおすすめなのが、あったかい素麺。ダイエットは身体を冷やすことがＮＧとされているため、あたたかい食事を摂るとダイエット効果がもっと高まります。カロリーも抑えつつ体温を上げてさらにダイエットにつなげましょう。
　
　レシピは簡単で、素麺を茹でている間に器にスープを作ります（ポット等から出した熱湯に和風だしやスープの素を溶かすのでＯＫ）。そこにおろし生姜を入れるとさらに体温が上がり新陳代謝を上げ、ダイエットに効果的です！

　夏場に余った素麺を冬にも活用したり、冷房で冷え切った身体をあたためるのにも効果的です。

いかがでしたか？アレンジや薬味次第で続けやすい素麺ダイエット。素麺自体はカロリーが高いという印象でしたが１食の献立にすると低カロリーなことが分かりました。素麺を自分流にアレンジした低カロリーレシピで無理なく健康的においしくダイエットを楽しみましょう！