果物の代表バナナ！アレルギーがあること知ってます？そんなバナナ！

バナナのアレルギーと聞いてみなさんピンとくるでしょうか？
あまり意識していない人が多いかもしれませんが、案外多くの人が
バナナにアレルギー反応を持っているといわれています。
バナナアレルギーの事をしって、安全に美味しくいただきましょう。

実は輸入の大量生産されたバナナにアレルギー反応が見られ、
現地の自生しているものではあまりバナナアレルギーは出ないといわれています。

アレルギーと聞くと花粉症のようなイメージなので、自分がバナナのアレルギーだという
自覚がないかもしれません。まずは自分がバナナアレルギーかどうか確認してみてください。

バナナアレルギー軽い症状でいくと、バナナを食べた後に・・・

口の中や口の周りが痒くなる。
胃がもたれる。
喉がはれた感じがする。痒くなる。
舌がしびれた感覚がある、もしくは痛くなる。
といったものがあります。
バナナに限らずフルーツのアレルギー症状によくあるものです。

今の所皆さんバナナアレルギー大丈夫ですか？

バナナアレルギー重症な場合ですと食後に

蕁麻疹（じんましん）が出る。
酷い下痢をする。
喉がはれて呼吸困難になる。
アナフィラキシーのショック症状が現れる
といったこともあります。
重症の症状はあまりありませんが、事例として報告されています。

ここまでバナナアレルギー重症の場合は気付きそうなものですが、
バナナや果物にアレルギーがあると知らないと、
案外原因として思いつかない事もあるので注意が必要ですよ！

こういった重篤化するバナナアレルギー反応が出ることをうけて、
厚生労働省は「特定原材料に準ずるもの」として
バナナが原材料に使われているかを表記する奨励品目となりました（平成18年から）

バナナアレルギーの人の特徴として

・ブタクサの花粉症
・キウイアレルギー
・ラテックスアレルギー（ゴムのアレルギー）

といったことがあります。
交差抗原性といって、アレルギーを起こしている食べ物や花粉などの原因が、
他の食べ物のアレルギーも引き起こす場合があるのです。

小さな頃からたくさんバナナを食べてきた人も
そうでない人に比べてバナナアレルギーになりやすいです。

自分の記憶ではないと思いますが、
生後１年以内にバナナを食べていると
バナナアレルギーになるリスクが高くなります。

１．よいバナナを選ぶ
　輸入バナナは極端にアレルギーのリスクが高くなります。
原因ははっきり分かっていませんが、
おそらく農薬や肥料を大量に使う栽培方法や
収穫後にも大量に防腐剤・防かび剤などの農薬を使う事に原因がありそうです。

ですので、
１）有機栽培のものを選ぶ
２）国産のバナナを選ぶ

というのが良いですね。

２．バナナを加熱する
多くの果物アレルギーは加熱すると軽減されます。
バナナはその効果が薄いといわれていますが、
加熱すれば大丈夫という人も大勢います。

この理由はバナナのアレルギーにかかわるタンパク質が
熱に強い（熱で壊れても消化されにくい）からだと思います。

時間を長めに加熱してみましょう！！