恐ろしいピーナッツアレルギー!!その症状と注意点について
ピーナッツアレルギーはそばアレルギーと同様に、少量でもアナフィラキシーショックを起こしやすく、命に関わる場合もある怖いアレルギーですが、ピーナッツアレルギーがそばほど怖いものとはあまり周知されていません。今回はピーナッツアレルギーの症状や注意点を紹介します。
お酒のおつまみや、チョコレートやクッキーなどのお菓子にも使われていたり、
身近な食材のピーナッツですが、そば同様にアレルギーを引き起こすと重篤な症状に陥る怖い食材であることをご存知ですか?
欧米人に多いピーナッツアレルギーですが、実は日本人も食生活の変化などからピーナッツアレルギーを持つ人が増えているのです!
今回は発症すると恐ろしいピーナッツアレルギーについて紹介します。
ピーナッツアレルギーの症状
皮膚症状だけにとどまらず、気管支喘息発作などの 呼吸器症状や、
腹痛、吐き気、下痢などの消化器・循環器症状も起こしやすく、
アナフィラキシー症状などを起こし、重篤になりやすいと言われています。
ピーナッツアレルギーは5歳くらいまでの子供が発症することが多いようです。
子供が大好きなクッキーやチョコレートなどピーナッツを含む食品を、誤って口にしないよう気をつけなければなりませんね!
もしもアレルギー症状が出たら
複数の症状が激しく出現するようなら、救急車を呼ぶべきです。
ほかにも意識障害、呼吸困難を起こしていたり、顔面が蒼白になっているようなら、急いで受診しましょう。
ピーナッツアレルギーの対処はスピードが命です!
普段から万が一の場合を想定して適切な対応ができるようにしておかなければなりませんね!
基本は除去
成長してもピーナッツアレルギーは良くなることはなく、一生涯アレルギーが続くため、除去するしかないようです。
抗ヒスタミン薬
症状が出たらすぐに服用することで症状を軽減してくれますので、常備しておくと良いですね!
食品のパッケージを必ずチェックしよう
ピーナッツはカレーのルウや、ドレッシングなどにも使われていますので、パッケージのアレルギー表示をよく見て購入・摂取しなければなりませんね!
ピーナッツを食べていなくても発症する危険
口から摂取しなくても、触れるだけでじんましんなどの症状が強く出ます。また、ピーナッツの殻でも症状が出ます。殻に触れたり、殻の欠片や粉末を吸入するのも危険です。
豆まきで殻付きのピーナッツをまく幼稚園などもあり、殻に触れただけでもアレルギー症状が出たり、割れたり踏まれたりした細かい欠片が舞い上がって吸い込み、アレルギー症状が出る可能性もあるので注意が必要です!
ピーナッツアレルギーの方と同じ部屋でピーナッツを食べることも避けなければなりません!
ピーナッツオイルは天然の保湿成分として高い効果があります。
ボディクリームやハンドクリームなど、肌ケアのアイテムに使われることがあるので、原材料には注意してください。
ピーナッツオイル配合の石けんやシャンプーもありますので、ピーナッツアレルギーの方は日用品を選ぶときにも注意が必要ということですね。
ピーナッツアレルギーがとても怖いものであることをわかっていただけたと思います。
実はピーナッツを使った食品や、日用品が日常にあふれているということもわかりましたので、ピーナッツアレルギーの方だけではなく周りの人も十分に気を使って、アレルギーから守ってあげなければなりませんね!