【小麦アレルギー】たちの悪い遅延型アレルギー。発症は突然に

和食にも洋食にも含まれる小麦粉。もしも小麦粉が存在しなければ生まれなかった料理も数多くありますね。そんな大活躍な小麦粉、でもこの小麦粉こそ隠れたアレルゲンなのかもしれませんよ。もしも小麦粉を使った料理を食べて体に異変が起きたことがある人、それは小麦アレルギーによるものかもしれません。もし自分がアレルギーか心配な人は病院へ行ってみましょう。

小麦粉はうどんや天ぷら、揚げ物といった和食を含め、ケーキやパスタなど洋食にも使われています。またホワイトソースなどとろみをつけるために使われることもあります。ではそれだけかというとそうではありません。微量ながらウスターソースやカレールーにも含まれているのです。なので買い物をするときは必ず成分表を見るようにしましょう。

ここで気を付けたいのは、小麦粉はアナフィラキシーショック（重症なレベルのアレルギー症状）を引き起こす可能性があるほど恐ろしいものであるということ。なので、もしある日突然小麦アレルギーになってしまったら絶対に食べることはやめましょう。このくらいなら大丈夫だろうと考えていると命を落とすことになってしまいます。

こうなってしまったら一刻も早く医療機関へ急ぎましょう。アナフィラキシーショックは迅速な対応が必要ですので、遅れてしまうと死亡してしまうことも。まだまだアナフィラキシーは世間では認知度が低いので、少しでも変だと思ったらすぐに病院へ行きましょう。

幅広い料理に使われる小麦粉。その小麦粉を使えないとしたら、どうやって料理をしますか？今回は米粉で代用できる料理をいくつかご紹介します。

これらのレシピはすべて小麦粉が必須な料理ですが、米粉が小麦粉の役割を果たしてくれています。、米粉は名前の通りお米から作られている粉です。普段は主にお米を原料とする料理に使用されています。（煎餅や餅、団子など）ロールケーキやピザなども米粉で作れてしまうようなので、一度調べてみてもおもしろいかもしれません。

米粉ロールケーキです。こうみてみると米粉ではなく一から小麦粉で作ったケーキに見えますね。アレルギーだから我慢するのではなく、アレルギーだけど食べられるものを見つけるほうがいいですね。

アレルギーなんてこんなもんだ。と軽々しく考える行為が一番危険です。大事なのはアレルギーを正しく理解し上手に付き合っていくことです。自分は何が食べることができて何を食べてはいけないのか。まずは知識をつけることから始めてみましょう。