じゃがいもがダイエットの主役?ストレスなしの満腹ダイエット♪
え?じゃがいもって炭水化物でしょ?ダイエットでは敬遠されるじゃがいも。確かにでんぷんの多いじゃがいもですが、忘れていませんか?立派な野菜の仲間だということを。そこで、意外と知らないじゃがいもの健康効果を徹底調査!身近なじゃがいもで満腹ダイエットができるんです!
じゃがいもでダイエットができるなんて俄かには信じがたい・・・のはなぜでしょう?
ポテト=太るというイメージ
ポテトチップスは100gあたり554kcal。フライドポテトは100gあたり237kcal。どちらも油で揚げる調理法なのでかなりの高カロリーです。ダイエット中でなくても頻繁に食べるにはちょっと心配ですね。
じゃがいも→でんぷん→炭水化物はダイエットの敵?
ダイエットでは敬遠される炭水化物。じゃがいもはでんぷんの材料でもあるせいか、ダイエットには不向きなイメージがありませんか?
残念ながらダイエットしていなくても、じゃがいもは太る食べ物のイメージが強く、積極的に摂るべきイメージはほとんど無いようです。
あまりにも身近すぎて、本当はあまり知らないかもしれない、じゃがいもについてみておきましょう。
じゃがいもの種類
身近にあるじゃがいも
ホクホクした食感のじゃがいも:ポテトサラダ、こふきいもなどに向いています。
身近にあるじゃがいも
しっとりとした食感のじゃがいも:煮崩れしにくいので、肉じゃが、カレーなどに向いています。
植物学的に「じゃがいも」とは
じゃがいもは、トマト、トウガラシ、ピーマン、ナスの仲間なんですね。
栄養学的に「じゃがいも」とは
美容的にじゃがいもとは
じゃがいもは美容効果の高い成分を豊富に含んでいます。ひとつめはカリウム。塩分の排出を促しむくみを予防します。ふたつめはパテトン酸。疲労やイライラを予防してくれます。みっつめはビタミンC。みかんの約3倍が含まれています。
なぜ、じゃがいもでダイエットができるのかその理由をみていきます。
根拠はじゃがいもの栄養成分
①ペプチド
「ジャガイモに含まれる、あるたんぱく質が消化される過程でできる断片(=ペプチド)が、小腸の細胞に働きかける。その結果、“満腹ホルモン(=コレシストキニン)”が分泌され、これが脳に伝わって満腹を感じる」(原教授)というもの。
じゃがいもが満腹ホルモンと関係しているとは驚きです。
根拠はじゃがいもの栄養成分
②難消化性でんぷん
じゃがいもに含まれているデンプンは、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)です。レジスタントスターチは、吸収・消化が緩やかな性質があり、血糖値の上昇もゆっくり。そのため、同じカロリーでも太りにくく腹持ちが良いのです。
同じカロリーでも太りにくいでんぷんってダイエットにはありがたいですね。
データが示すじゃがいものパワー
さらに、じゃがいもについてこんなデータがあります。
満腹指数が示す!ダイエットに最適♪じゃがいもの満足感!
※シドニー大学の研究グループが開発した満腹指数を用いたデータ
※データ/Eur.J.Clin.Nutr.;49,675-690,1995
出典:『浜内流じゃがいもダイエット』(浜内千波著/2009年扶桑社刊)
じゃがいもは、食パンの約3倍、白米の約2.3倍も満腹感が大きく、カロリーは低いというわけですね。
じゃがいもはダイエットの味方!
食欲の空腹感・満腹感は胃と脳の両方で感じると言われています。じゃがいもの栄養成分はその両方にうまく働きかけ、満腹感を感じやすく空腹感を感じ難くしてくれるようです。じゃがいもは、ダイエット中のストレス回避をサポートしてくれるというわけですね。
じゃがいものことを知ったところで、じゃがいもが主役のダイエットをご紹介します。
じゃがいもダイエット
栄養成分の特徴を活かしたレシピが、たくさんありました。
ポテトサラダだって我慢しなくていいんです♪
ダイエット中に嬉しいポテトサラダ。ヨーグルトとじゃがいもの食物繊維で腸内環境の改善が期待できる嬉しいレシピです。他にもバリエーションがいっぱい!
ダイエット中のじゃがいもスィーツ♪
じゃがいもとおからでつくるケーキのレシピ。食物繊維が豊富でこれもまた腸内環境に良さそうですね。
いかがでしたか?じゃがいもそのものが太りやすい食材というわけではなく、食べ方に問題があったんですね。じゃがいもにはダイエットをサポートするだけでなく、生活習慣病の予防も期待できる栄養成分が豊富に含まれています。食卓にじゃがいもを上手に取り入れて、さぁ、満腹ダイエットを始めませんか?