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あなたの周りにもいませんか?知らないと怖い卵アレルギーの豆知識

卵は料理からお菓子まで食卓には欠かせない食材です。しかし、日本のアレルギーの原因食物として最も多いのは卵なんです。今回は卵アレルギーの症状から、卵アレルギー用の食品までまとめてみました。身近にいるかもしれない卵アレルギー、あなたもぜひ最後まで読んでみては?

知っていますか?卵アレルギー

卵焼きにオムレツ、プリンなど様々な料理に使われる卵。食卓には欠かせない存在ですよね。しかし卵は、日本のアレルギー原因食材の4割を占めるほど代表的な食材でもあります。

みなさんは学校給食で卵アレルギーの子用に別の料理が用意されているのを見たことはありませんか?学校により各アレルギーに対応した給食を出しているところがありますが、その中でも卵アレルギーの対応は少なくありません。

卵アレルギーは要注意!

卵アレルギーの怖いところは、卵が見えないところで使われている食品が多いことです。ドレッシングやマヨネーズ、ハンバーグのつなぎなど卵はいろいろなところに隠れています。

今回はそんな卵アレルギーについて、ぜひ知っておきたい知識をご紹介したいと思います。

卵アレルギーってどんなアレルギー?

子供に多い卵アレルギー

食物アレルギーの大部分は乳幼児期に発症します。食物アレルギーの原因としては、卵、ミルク、小麦の順でこの三者で全体の62%を占めますが、これらのアレルギーは乳児期に多いのが特徴で、年齢が大きくなるにしたがってアレルギーは軽くなっていきます。

出典:http://www.ohga-child-clinic.jp

乳児の約10人に1人がなんらかの食物アレルギーを発症すると言われています。その中でも代表的なのが卵アレルギーです。しかし成長するにつれアレルギーが軽くなるのも特徴の一つです。

卵アレルギーの症状

主な症状は、皮膚のかゆみやじんましん、喉のイガイガ感、下痢や嘔吐、ひどい場合は呼吸困難や意識障害という命の危険に関わる症状が起こる場合もあります。

出典:http://kodomo-allergy.com

卵アレルギーの主な症状を紹介しています。呼吸困難や意識障害が出ることをアナフィラキシーショックと言い、直ちに治療が必要となります。卵アレルギーはそれだけ重篤な状態になりうるアレルギーだということを覚えておく必要があります。

卵アレルギーの治療法

卵アレルギーの発症には2パターンある

1.鶏肉や卵を使った食品を食べてアレルギー反応が出なかったのにも関わらず、卵を摂取したら反応が出るケース。
2.卵を与える前から、鶏肉と卵の食品を摂取したことで反応が出るケース。

出典:http://skynews7.com

卵アレルギーの発症の度合いは人それぞれです。かかりつけのお医者さんと相談し、必要以上に卵から遠ざけないことが大切となります。

卵アレルギーの経口免疫療法

経口免疫療法とは、経口負荷試験によって症状が誘発される量を調べ、その量を基準にして、専門の医師の管理のもとで段階的に食べる量を増やしながら、最終的に耐性を獲得させることをめざす取り組みです。

出典:http://allergy72.jp

簡単に説明すると、症状が出ない程度に卵を食べていき、徐々に体を慣れさせるのがこちらの治療法です。しかし、危険を伴うのできちんとした医療機関で実施する必要があります。

もし卵アレルギーの症状が出てしまったら

■食物アレルギーの症状が出た場合は、
抗ヒスタミン薬(蕁麻疹の原因になるヒスタミンを抑える薬)
抗アレルギー薬(様々なアレルギーを起こす物質を抑える薬)
ステロイド薬
エピネフリン(血圧を上げる薬)

出典:http://allabout.co.jp

上記の薬を使い、症状を抑え、医療機関を受診することが大切です。アナフィラキシーショックにより重篤な状態になる可能性がある場合は医師から処方されます。

卵アレルギーの食事について

卵アレルギーの食品表示

厚生労働省により卵は必ず表示される原材料(特定原材料)として定められています。卵アレルギーの度合いにより、どの食品を避けるべきなのか考える必要があります。

卵アレルギーの人のための食品

メーカーによっては卵アレルギーに配慮した食品を販売しているところもあります。また、レシピサイトにも卵なしの料理がたくさん紹介されているので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

卵アレルギーについて正しい知識を持ちましょう!

いかがでしたか。今回の記事を読んで、卵アレルギーが意外と少なくないことをご理解いただけたでしょうか。
もし、自分の子供が卵アレルギーになったら?
もし、うちに遊びに来たこの中に卵アレルギーの子がいたら?
その子自身が卵アレルギーについてきちんと理解しているとは限りません。
卵アレルギーについて正しい知識を持って対処していけるよう心がけましょう。

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