知らないと損しているかも!魚肉ソーセージに含まれる添加物とは!?
子供も大人も大好きな魚肉ソーセージ。そのまま食べても調理しても美味しいですよね。おやつとして食べる、なんて方もきっといるはず。。ですが魚肉ソーセージは「加工品」。添加物が沢山含まれています。ここでは魚肉ソーセージに含まれる添加物や安全性などをご紹介します!
そもそも魚肉ソーセージとは、スケトウダラなどの冷凍すり身50%~60%に豚脂や調味料、香辛料を混ぜて練り合わせた食べ物のことです。日本農林規格では魚肉および鯨肉の原材料に占める重量の割合が50%以上の物を「魚肉ソーセージ」と表記することが決まっています。
1、すり身の品質検査
まず、最初に工場に届いた冷凍すり身の品質検査から始まります。
原料であるすり身は、漁場でとれた新鮮な魚を近い工場ですり身加工にし急速冷凍されたものです。それが魚肉ソーセージ工場に届くのです。
工場に届いたすり身は、細菌や色、水分、PHなどの検査ににかけられ、その検査をクリアしたものだけが魚肉ソーセージの材料として使われます。
2、冷凍すり身の細断と金属検査
次に冷凍すり身の細断と金属検査に入ります。
魚肉ソーセージの原料である冷凍すり身は数十kgの板状で工場に運ばれてきますから加工しやすいように細かく切る必要があるのです。
そして念のために、金属が混ざったりしていないか金属探知機で確認していきます。
3、練り合わせ
金属探知機のい検査をクリアしたら練り合わせの工程に入ります。
すり身に塩や調味料、水などを加えます。ここで魚肉ソーセージの味が決まってくるんですね。そしてこれを低温・短時間で練り合わせていきます。練りあがったすり身は、あの魚肉ソーセージでお馴染みのオレンジ色の袋に詰められていくのです。ここでもまた金属探知機の検査があるんですよ。
4、充填作業
すりみがケーシングフィルムに充填されていき、見慣れた魚肉ソーセージの形に近づいていくのです。ここで魚肉ソーセージの形になりましたがまだ火が通っていない状態です。
5、レトルト殺菌&ピンホール検査
レトルト加熱装置というもので魚肉ソーセージの加圧加熱殺菌を行います。100度以上の温度で殺菌されているんですよ。
そして、レトルト殺菌後に魚肉ソーセージのフィルム表面を乾燥させながら冷却していきます。これが終わったら、傷や穴が空いていないかの検査に回され、これをクリアしたら最後の目視検査に入ります。目視では色や汚れがないか確認していき、これもクリアするとやっと魚肉ソーセージの完成なのです!
出典:http://81.la
魚肉ソーセージには合成着色料である「赤色106号・赤色102号」という添加物が含まれています。この赤色106号・赤色102号はタール系色素といい、発癌性、染色体異常の危険性が指摘されている添加物で、国によっては禁止しているところもあるのです。
添加物である合成着色料は、主に視覚から食欲を引き出すために使われていますが、「赤色102号」は注意欠如・多動性(ADHD)を起こす可能性があることも指摘されています。日本ではこの添加物は食用色素として認可され、様々な食品に使われています。ですが魚肉ソーセージは特に子供も食べることが多いため心配する声が上がっています。
「くん液」なんてあまり聞きなれない言葉ですよね。くん液とは簡単に言えば、燻した時と同じ香りや色をつけることができる添加物のことです。
添加物であるくん液は主に、サトウキビや竹材、トウモロコシの木材を燃焼させ、それにより発生したガスを捕集・乾溜してできたものです。
実はこの添加物であるくん液の安全性については、安全なのか危険なのかはっきりしていません。ですが、フェノール類やアルデヒド類などの有機化合物が含まれており、この添加物に含まれる不純物には発癌性が疑われるという報告もあるのです。はっきりしていないため一概に魚肉ソーセージは危険と言い切ることはできないのです。
「亜硝酸Na」は亜硝酸ナトリウムという添加物のことです。主に魚肉ソーセージなどのソーセージ類やハムなどにも使われています。なぜ、添加物の亜硝酸ナトリウムを使うのかというと、肉製品や魚卵などが黒ずむのを防ぎ美味しそうなピンク色に保つ効果がこの添加物にはあるからです。
亜硝酸ナトリウムは食品添加物の中でも急性毒性が特に高く、魚肉や魚卵、肉に含まれる「アミン」と体内で結合すると発癌性物質のニトロソアミンというものに変化するのです。ノルウェーではこの添加物で処理をしたニシンを家畜に食べさせたところ多数が中毒死したことがあり、これがもとで危険性が調べられ始めました。
人間がこの亜硝酸Naという添加物を摂取した際の致死量は0.18~0,25gと言われており、アメリカではベビー食品での使用は禁止されています。
さらに、日本では胃がんの患者が多いですが、実はこの亜硝酸Naが原因で発生したニトロソアミンが原因ではないかとの指摘もあるほどなのです。幸いにも添加物「亜硝酸Na」はソーセージやハム、たらこなどの限られた食品にしか使われていませんから避けることは可能でしょう。
魚肉ソーセージ内に含まれる添加物「亜硝酸ナトリウム」は、人体に怖い影響を及ぼすのです。この添加物の急性毒性は「青酸カリ」と同等だとも言われています。ですが国の添加物の量に対する規定により、亜硝酸ナトリウムが食品に含まれる量はとても低く抑えられています。なので魚肉ソーセージを食べてすぐに病気になるというわけではないのです。
ただ、影響が現れるとすれば慢性毒性や癌の発症です。
発癌性は、ラットに添加物「亜硝酸Na」を含んだ餌や水を長期間与え続けたところ腎臓や肝臓に眼が発生したのです。しかも、人間は動物よりも添加物や化学物質の影響を受けやすいと言われているため、この慢性毒性で癌を発症する人は多いのではないかと考えられているのです。
いかがでしたでしょうか?
魚肉ソーセージに含まれる添加物には怖いものが沢山ありましたね。。
ですが、これらの添加物が含まれているからといって魚肉ソーセージを全て避けないといけないわけではありません!!大切なのは「食べる量」。過剰に沢山食べる生活を送っていれば、添加物による影響が出る可能性は高いです。たまに食べるくらいであれば添加物による影響を避けることができるでしょう。何よりも量が大切。考えて食べるようにしましょう!