鶏肉で人気の部位〈手羽元〉を食べればツヤツヤお肌になれる？

子供も大人も好きなお肉の定番「鶏肉」は、様々な部位がありますが、大きく5つに分けられます。鶏肉は部位により、味わいや食感が異なります。部位の特徴を知れば、調理の幅が広がるでしょう。

◆手羽
手羽元と手羽先に分けられます。ゼラチン質で脂肪が多く味にコクがあります。煮込み調理をすれば、骨からの旨味も味わえます。

◆むね
脂身が少なく柔らかく、味は淡白です。鶏肉の中でもカロリーが低めなので、ダイエットを気にする方にもお薦めです。

◆もも
たんぱく質や脂肪が多く、味にコクがあります。唐揚や照り焼きに適しています。鶏肉の中ではカロリーは高めの部位です。

◆ささみ
低脂肪であっさりとした味わいは、サラダや和え物などに向いています。低カロリーな部位です。

◆皮
脂肪が多く柔らかく濃厚な味わいです。焼鳥でも人気で、タレ焼きや塩焼きなどがお薦めです。

鶏肉の中でも人気の部位「手羽元」。手羽元はほど良い脂身と、鶏肉の凝縮した旨みが味わえます。手羽元は、塩焼きするだけでも美味しく、唐揚や煮込み料理でも定番です。そんな手羽元にはどんな栄養や効能があるのでしょうか。

手羽元に含まれる栄養や効能を知って、手羽元料理をより楽しみましょう。

手羽元の魅力のひとつは、コラーゲンを多く含んでいる点があげられます。鶏肉の中でも、骨の周辺の手羽元は、ゼラチン質の結合組織があり、コラーゲンが多く含まれています。手羽元に含まれるコラーゲンは、肌の細胞を活性化するため、肌をつやつやにしてくれる作用が期待できます。

ビタミンＡやビタミンＫも豊富に含まれています。ビタミンＡは、皮膚や粘膜を健康に保つ作用があり、目の健康維持にも役立ちます。

ビタミンＫは、骨を丈夫にする手助けをするので、女性に多い骨粗しょう症の予防にもつながります。手羽元は、美容と健康にとても役立つ食材と言えそうですね。

手羽元に含まれるコラーゲンやビタミン類など嬉しい栄養素を逃さず調理するコツは、スープや煮込み料理にすることです。コラーゲンがスープや煮汁に溶け出し、鶏肉の栄養も旨味も残さず頂けます。

また、手羽元はお酢を使って調理すれば、鶏肉はより柔らかくなり、骨にあるカルシウムも摂取できるのでお薦めです。

鶏肉の中でも、煮物、焼き物、炒め物、揚げ物、スープなど調理方法も様々に楽しめる手羽元は、ご家庭でよく利用されるという方も多いでしょう。

鶏肉料理は子供も大好きで、おかずやお弁当にも活躍するので、まとめ買いをすることも多いのではないでしょうか？毎日の食卓で大活躍の鶏肉ですが、鶏肉は傷みやすい食材のため、保存には気をつけましょう。より美味しく手羽元を味わうため、保存のコツをご紹介します。

鶏肉は水分が多いため、サルモネラ菌やカンピロバクターなど菌が繁殖しやすく、きちんと保存していないと、食中毒の原因となることもあります。鶏肉を購入したら、すぐに使う分以外はできるだけ早めに冷凍庫で保存するようにしましょう。

手羽元を冷凍保存するときは、骨と身の間に包丁で切り込みを入れ、キッチンペーパーなどで水分をしっかりと拭き取ります。ひとつひとつラップに包み、冷凍保存用の袋に入れて保存します。こうすることで、鶏肉が水分や空気に触れることを防ぎ、美味しさをキープできるでしょう。

また、下味を付けて保存する方法もあります。水分をきれいに拭き取った手羽元をジッパー付きの保存袋に入れ、お好みのタレ等を流し込みます。手羽元にタレが均一に絡むように袋ごとトレイに乗せて冷凍庫へ入れます。冷凍できたらトレイを取り出しましょう。

下味を付けておけば、味がしっかりと絡みやすくなるだけでなく、自然解凍して焼くだけで鶏肉料理が完成するので時短にもつながります。

鶏肉料理は、おかずにお弁当にと毎日のように活躍しているという方も多いでしょう。鶏肉は、他の肉類と比べ、低カロリーということでも知られています。鶏肉の特徴を知って、鶏肉料理をよりおいしく楽しみましょう。

鶏肉の中でも、唐揚げなどで人気の手羽元は、ジューシーで食べやすく、コラーゲンやビタミン類、カルシウムなどが摂取でき、特に美容や健康を気にする方にとっては、お薦めの部位です。

手羽元は手軽に焼くだけでも美味しく、揚げ物や煮物やスープと料理のアレンジも豊富。手羽元料理のレシピを増やせば、美肌や健康につながるかもしれませんね。