栄養いっぱい、美容にも良いみんな大好きな5月が旬の果物って?
2016/04/26
makalon22
夕方になると足がむくんでブーツが入らない!なんて事よくある方も多いのではないでしょうか。そのむくみを解消してくれるのがカリウムという栄養素なんです。このカリウムは果物に多く含まれているって皆さん知っていましたか?というわけでカリウムを多く含む果物を紹介します。
カリウムはナトリウムとともに、細胞の浸透圧を一定に保って高血圧を防ぐ働きがあり、生命維持に欠かせない栄養素です。
多くの食品に含まれているので、普通の食事を摂っていれば不足する心配のない栄養素ですが、汗とともに奪われてしまうので、夏場はカリウムが失われやすく、カリウムが不足すると夏バテの原因になってしまいます。
細胞外の体液のナトリウム濃度が高くなると、余分な水分を吸収してナトリウム濃度を下げようとします。よって、余分な水分が細胞外に溜まってしまい、むくみが生じてしまうのです。
カリウムには余分なナトリウムを体外に排出する働きがあるので、ナトリウム濃度が下がり、余分な水分も排出されて、むくみが解消されます。
高血圧とは、血液内のナトリウム濃度が高くなり、ナトリウム濃度を薄めようとして、体液が血管に入って血管を圧迫し、血圧が高くなってしまう状態のことです。
カリウムにはナトリウムの吸収を抑制し、尿中にナトリウムを排出して体外に出す働きがあります。カリウムを摂取することによってナトリウムが体外に排出され、血液内のナトリウム濃度が下がり、血圧も下がるのです。
カリウムはとても熱に弱いという性質があります。火を通すとカリウムの成分が半減してしまいます。食事からカリウムを摂取する時は生の野菜や果物から摂るほうが効率がいいでしょう。
おススメは野菜や果物をスムージーにして飲む方法です。そのまま生の野菜や果物を食べるよりもスムージーにした方が手軽に普段の食事に取り入れることができます。
果物をそのまま食べるのが苦手という人は、ドライフルーツを食べるといいでしょう。実際、ドライフルーツの方が生のままの果物よりカリウムがたくさん含まれています。なので果物をそのまま食べるより、少ない量で済むので効率よくカリウムを摂取することができます。
カリウムを多く含む果物とドライフルーツを紹介していきます。
バナナ(可食部100g中) 360mg
果物の中で一番カリウムが含まれています。バナナは皮をむいたらすぐに食べられる果物なので、手軽にカリウムが摂取できる果物と言えるでしょう。また、年中スーパーなどに置かれている果物なのでいつでも食べられますね。
メロン(可食部100g中) 340mg
二番目に多い果物はメロンです。カリウムが多い夏の果物と言うとスイカを思い浮かべますが、実はメロンの方がカリウムを多く含んでいます。メロンのカリウム含有量はスイカの約3倍もあります。夏はメロンを食べてカリウムを摂取した方が効率的と言えます。
キウイ(可食部100g中) 290mg
三番目に多い果物はキウイです。キウイもバナナと同じく手軽にカリウムを摂取することができる果物と言えるでしょう。また、キウイはビタミンCも多く含んでいるので、美容にも効果が期待できる果物です。
干し柿(1個35g) 234mg
ドライフルーツの中で一番カリウムの含有量が多かったのは干し柿です。干し柿1個でキウイ100g分と同じぐらいのカリウムを摂取できるのには驚きましたね。
バナナチップス(5枚10g) 130mg
二番目に多かったのはバナナチップスでした。先ほどバナナを紹介しましたが、生のバナナよりバナナチップスの方がカリウムの含有量が多いことがわかります。
ドライあんず(1個7g) 91mg
三番目に多いのはドライあんずです。あんずにはカリウムの他にβカロテンが多く含まれています。このβカロテンは抗酸化作用や粘膜保護作用のあるビタミンAに変換されることから、アンチエイジングや冷え性予防に良いと言われています。
今回カリウムを多く含む果物をまとめて、むくみに悩む人は積極的に果物やドライフルーツを摂取していくべきと改めて思いました。バナナ等はいつもスーパーの果物売り場にあるので、本当に手軽な果物だと思います。また、果物はむくみ解消以外の美容効果も期待できます。ドライフルーツも生の果物より多くのカリウムを含んでいるので、食べる量が少量で済みます。これから積極的に果物やドライフルーツを摂取してむくみ知らずの体を目指しましょう!!
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