いろいろな料理に使われる食材、玉ねぎ!その玉ねぎの効果とは?
2015/11/13
みゆきち28
玉ねぎの栄養素をご存じですか?美容効果やダイエット効果まで万能効果のある玉ねぎですが、実際玉ねぎにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?意外と知らない玉ねぎに含まれる栄養素とその働きについて、詳しくみていきましょう。
【玉ねぎの栄養素】硫化アリルという栄養素
玉ねぎ特有の栄養素の代表が「硫化アリル」です。玉ねぎを切った時、目にしみて涙がでますよね?あの刺激の正体が「硫化アリル」です。「硫化アリル」の栄養素効果や美容効果について、みていきましょう。
【玉ねぎの栄養素】硫化アリルという栄養素で、デトックス効果
体内に毒素が溜まっていると、肌からも毒素を排出しようとしてニキビや吹き出物など荒れ肌を招いてしまいます。硫化アリルには、新陳代謝を活発化して体内の毒素を排出する「デトックス効果」があり、肌荒れを防ぎます。
紫外線によって起こるシミやシワなどの”光老化”というのがあります。こうした紫外線によるダメージに負けない肌を作ってくれるのが、硫化アリルという栄養素の効果です。強力な抗酸化作用をもつ硫化アリルは、アンチエイジング成分として欠かせない成分の一つです。
【玉ねぎの栄養素】硫化アリルのダイエット効果
硫化アリルは、ビタミンB1の働きを活性化する働きがありますが、ビタミンB1が活発化すると糖質を素早くエネルギーへと変換する力がアップします。これにより、余計な糖質を脂肪へと蓄積しないさせないようにして、肥満を防ぐ効果が得られます。
【玉ねぎの栄養素】硫化アリルのダイエット効果
また、玉ねぎの栄養素である硫化アリルには、ついてしまった脂肪を分解・燃焼する効果もあります。さらに体温を上げたり発汗を促す作用加わって、高いダイエット効果に期待ができる成分だと言われています。
【玉ねぎの栄養素】玉ねぎの栄養素であるケルセチン
玉ねぎに含まれる栄養成分で、硫化アリルと並んで含有量が高いのが「ケルセチン」です。ケルセチンはフラボノイド系ポリフェノールの一種で、含有量は野菜の中で玉ねぎが一番多いと言われています。
【玉ねぎの栄養素】玉ねぎの栄養素であるケルセチン
ケルセチンは、玉ねぎの中でも私たちが普段食べている白い部分ではなく、茶色い外皮の部分に豊富に含まれています。ケルセチンにも硫化アリル同様に様々な健康・美容効果が秘められています。
【玉ねぎの栄養素】ケルセチンの効果
抗酸化作用が強い成分には”ビタミンE”が有名ですが、それよりも非常に強力なチカラがあるのがケルセチンです。この抗酸化作用によって、活性酸素の除去に効果があり紫外線のダメージからお肌を守り、シミやシワを防ぎます。
さらに、皮膚バリアの強化作用があり、抗ヒスタミン作用があることから花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーの改善にも効果があると言われているので、荒れ肌などの解消にも効果的です。また、腸内環境を改善する効果もあることも、荒れ肌解消の効果として有効です。
【玉ねぎの栄養素】ケルセチンのダイエット効果
ケルセチンは肝臓の脂肪を燃焼や排出の促進作用や、消化管で脂肪と結合することで脂肪の吸収を抑える効果がありますので、余計な脂肪を溜めこまずダイエットにも効果的だと言われています。
ケルセチンは可食部よりも外皮部分の方が、約20倍程度多く含まれていると言われていますので、玉ねぎの外皮をうまく調理に取り入れるか、最近では玉ねぎ外皮を使用したサプリメントも出ていますので、こうしたものを上手に利用するのもいいかもしれません。
【玉ねぎの栄養素】硫化プロピル
硫化プロピルは、硫化アリル同様「硫黄化合物」と呼ばれる成分の一種です。硫化アリルはニンニクやニラなどにも含まれていますが、この硫化プロピルは、生の玉ねぎのみに存在しています。
硫化プロピルの美容効果は、硫化アリルとほぼ変わらずデトックス効果に期待が持てます。ダイエット効果としては、糖の代謝を促進することでエネルギーとして消費しやすくなるので、余計な脂肪を溜めこむことなくダイエットに効果的です。
玉ねぎの栄養素
いかがでしょうか?普段何気なく食べているだけの玉ねぎに、実はたくさんの健康効果などがあります。特に、玉ねぎ特有の成分が多く、美容やダイエット効果にも期待が持てるものが多いです。
また、玉ねぎの栄養素にはデトックス効果があるものが多いです。玉ねぎを生で食べても加熱しても、身体の老化防止や老廃物排除に関わってくれます。自分に合った調理方法で、美味しく楽しく玉ねぎを食べていきましょう。
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