ビタミンたっぷり☆ゴーヤチャンプルの素材によるカロリー比較

ゴーヤチャンプルはビタミン豊富なゴーヤと植物性たくぱく質が豊富な豆腐を合わせた沖縄県の郷土料理です。沖縄では、ゴーヤと豆腐以外にスパムなどを一緒に合わせて炒める事が多いようです。素材自体はヘルシーなのですが、炒め物は油を使うのでカロリーを気にされる方も多いのではないでしょうか？

基本的にゴーヤと豆腐はローカロリーな食品といえると思います。これをゴーヤチャンプルにした場合、カロリーがかさみそうなのは、使用する油と合わせる肉類ですね。特に肉類は何を使用するかによって大きくカロリーが変わってくるのではないでしょうか。

と、言う事で今回は食材によって変わるゴーヤチャンプルのカロリーを調べてみました！

一般的なゴーヤチャンプルのカロリーは、一人前豚もも肉を40g使用した場合で一人前272kcalと言われています。

豚もも肉40gのカロリーは75kcal程度です。この豚もも肉を豚バラ肉に変えてゴーヤチャンプルを作った場合、同じ肉の量でカロリーは倍の150kcalにも増えてしまいます。たった40gの肉でもこのようにカロリーの差が生まれてしまうんですね！

それでは、この他のタンパク質の素材はどのくらいのカロリーになるのでしょうか？

ゴーヤチャンプルに入れる肉類として有名なのは、スパムです。スパムは、ソーセージの材料を腸でなく缶につめて加工したもの。アメリカの食品会社が開発したもので、沖縄では昔からポピュラーな食材だったようで、ゴーヤチャンプルに使用される事になったようです。

スパムの原材料はポーク(豚肉)です。SPAMという商品名の二番目に使われているPの文字はPoke(ポーク)のPだったんです。

さて、気になるスパムのカロリーはなんと100gあたり300kcal程度とかなりの高カロリー。4人前のゴーヤチャンプルにスパム1缶を使用したとして、1人前のカロリーは240kcalになります。カロリーを気にする人にとって、スパムだけで240kcalは少し多すぎなのではないでしょうか。

基本のゴーヤチャンプルでご紹介した豚もも肉も、肉類の中ではそれほどカロリーが高いというものではないですが、もっと低カロリーに抑えたいと思ったら、何を使ったら良いのでしょうか？

低カロリーなタンパク質と言えば、ツナの水煮を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。高タンパク低カロリーという事でスポーツ選手の中にはツナの水煮缶を体づくりに使用されている方もいらっしゃるようです。
ゴーヤチャンプルに入れる肉類を、そんなツナの水煮缶に置き換えた場合、カロリーはどうなるのでしょうか？

一般的なツナの水煮缶の内容量は80g程度です。これを4人分のゴーヤチャンプルに使用した場合、1人前のゴーヤチャンプルには20gのツナの水煮になり、カロリーはなんと14kcalに抑えられる事がわかりました！

ゴーヤチャンプルの肉類にツナの水煮を使う事によってカロリーは大幅にダウンさせる事が出来るという事がわかりました。しかし、カロリーが低いだけでなく、できるだけ美味しくゴーヤチャンプルを食べたい物ですね。

そのために工夫できるコツがありました！

電子レンジにかけてキッチンタオルでしっかり水分を取る事で、調味料が薄まる事を防ぎ、少ない量の調味料で美味しく食べる事が出来るようになります。また、ゴーヤチャンプルに合わせるかつおぶしなどの旨味も豆腐によく絡むようになります。

塩分を減らす事で白米の消費も抑えられ、結果総合的なカロリーも下がってくるのではないでしょうか。

ゴーヤチャンプルを低カロリーで美味しく食べる方法をまとめてみました。

素材をひとつ別のものにおきかえるだけで大幅なカロリーダウンになったのには驚きでした。この他に油をローカロリーの油に変えたり、油の量を減らす事でも更にカロリーを抑えられるのではないでしょうか。

美味しいゴーヤチャンプルのカロリーを抑える参考にしていただければと思います。