ヘルシーおいしー♡旨味たっぷりのたらで美味しくカロリーオフ!
2016/02/27
Nijiko
チャーシューと言っても様々。こってり系チャーシュー、あっさりと上品なチャーシュー、柔らかさを追求した煮込み系チャーシュー...しかしカロリーが高いイメージのチャーシュー。どうしてもカロリーが気になってしまう。そこでいろいろなチャーシューを比較しました。
明治時代の開国以来、中国人街の中華料理店から大正時代に広まっていき、その後日本人好みに進化しました。本場のチャーシューはヒレ肉や肩ロース肉を串で刺し炉やオーブンで焼いたもので、語源は「叉焼肉」でチャーシューロウと読み、意味は「串焼き肉」です。本場のチャーシューは長い時間をかけ焼くため硬いので細かくし炒飯に入れたり、角切りにし肉まんの具に使うことが多いです。
本場の「叉焼(チャーシュー)」
日本の俗に焼き目を付けた後、醤油味で煮込んだチャーシューは柔らかく脂身がトロっとした触感のものが多く、ラーメンの具の定番になり麺に合うようなチャーシューになっていったのでしょう。食べ方もバラエティ豊かで、ラーメン以外にも炒飯やおつまみにも多く使われる人気のメニューとなりました。
1枚15g 35kcal(バラ肉)
ラーメンやおつまみとして出される量で部位別にカロリー計算してみましょう。1枚15gとしてカロリーの高い順にすると、バラ肉が35キロカロリー、肩ロースが30キロカロリー、モモ肉が25キロカロリーとなっています。脂身が高カロリーの原因になっている事は明らかです。
ちなみに市販品の例では「麺好亭」の厚切り焼豚4枚入50gは1枚12.5gで41キロカロリーとかなり高めです。
チャーシュー1枚15gあたりの栄養素は
タンパク質3g
脂質1.2g
ビタミンB20mg
ナイアシン2mg
ナトリウム140mg
食物繊維0mg
とビタミンBが多く含まれています。ビタミンBには糖質の分解を助けます。ナイアシンもビタミンBの仲間で糖質、脂質、タンパク質の代謝や血行を良くする働きを助けます。
高カロリーなチャーシューに足りないのは圧倒的に食物繊維。カロリーを気にする人にはやはり敬遠したくなります。しかし、だったらその栄養素を補うために野菜を一緒に摂ればいいのです。例をあげると、ネギや青菜と一緒に炒飯にしたり、野菜たっぷりのタンメンや炒め物などもいいでしょう。
その他にも抗酸化作用のビタミンCや血糖値を改善する働きがあるマグネシウム、高血圧を予防するカリウムも含まれてるのでバッチリです。
脂質 バラ肉の4分の1
ダイエット中カロリーが気になるけどお肉が食べたいと思う時があります。そんな時モモ肉チャーシューなら大丈夫!バラ肉シャーシューに比べモモ肉シャーシューは脂質が4分の1なので、カロリーで選ぶならモモ肉チャーシューなのです。栄養素では豚肉にはビタミンB6、B12が含まれていてタンパク質や脂質の代謝を助けます。バラ肉より噛みごたえがあって満腹感が得られるのもダイエット中にはストレス解消になるでしょう。
カロリーを比べると鶏肉より豚肉の方が高いのは明らかですが、代謝を高めるビタミンB群が多いのは豚肉です。部位をバラ肉からモモやロースにすれば、鶏モモより低脂質なのでダイエット中どうしてもお肉が食べたくなったら焼き鳥よりモモ肉チャーシューを選びましょう。
一風堂チャーシュー麺赤丸892キロカロリー
ローソンネギチャーシューまん232キロカロリー
幸楽苑チャーシュー丼462キロカリー
チャーシューのオーロラ214キロカロリー
クックパット チャーシューを使った料理で「つくりたい順」上位のメニュー
やはり高カロリーなチャーシュー。しかし部位をモモやロースに変えたり、野菜の組合せによってはダイエット中にも食べられるメニューがありました。カロリーが高いのも気になりますが体にうれしい栄養素も多く含まれているので食物繊維を忘れなければ優秀な食べ物と言えるでしょう。
チャーシューにも作り方によって様々な種類がある中で、カロリーや栄養素の比較をしてみると、だいぶ違いがある事がわかりました。高カロリーは否定出来ませんが体の健康を考えると豊富な栄養素も見逃せません。ダイエット中でもバランスを考えれば時にはビタミンB群が多いチャーシューを食べて心も体も満足なライフにしていきたいです。チャーシューを使った料理もバラエティにとんでいるので飽きずに食べられるのもうれしいし、カロリー過度に恐れずあらゆる野菜や食材と合わせていけるといいですね。
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