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お鍋の定番すき焼き!美味しいけど気になるポイントは高カロリー?

寒くなると食べたくなるのがお鍋。その中でも定番のすき焼きは具材がたくさん入っていて、栄養価が高く栄養バランスもいい。でも、すき焼きのカロリーが気になる人も多いのでは?今回はカロリーが高くダイエットには不向きに思える「すき焼き」を攻略したいと思います。

「すき焼き」あなたは関東風?それとも関西風?

すき焼きは関東と関西で調理法が異なります。関東のすき焼きは、みりん・醤油・酒・砂糖などを調合して作った「割りした」といわれるタレを使って肉と野菜を同時に煮ます。関西のすき焼きは、最初に肉を焼き、砂糖と醤油で好みの味にしてから野菜を入れ、「割りした」を使わずに煮詰まったら酒や水をさして味を調整します。最後に溶き卵をつけて食べるのは関東も関西も共通しています。

すき焼きの気になるカロリーと栄養価

レシピによってカロリーの値は違いますが、大体一食600kcal~800kcalで計算がされています。食事として考えた場合、すき焼きはメインのおかず、いわば副食です。主食、その他のカロリーがプラスされることを考えると、1度の食事のカロリーとしてはやっぱり高カロリーということになります。

栄養価は?

すき焼きの主な具材には、タンパク質・アミノ酸・カルシウム・ミネラル・ビタミンB群・ビタミンC・カロテン・カリウムなどが含まれ、卵に至ってはそれだけで高栄養価で、特にビタミンB2が豊富。
これらの栄養素は、免疫力の低下予防、便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、ガンや老化予防、抗酸化作用などが見込まれます。

食物繊維にも種類がある

食物繊維は水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維があり、不溶性食物繊維の特性は胃や腸で水分を吸収してふくらみ、腸を刺激して運動を活発にし、便通を促進します。すき焼きの具材に使われる野菜やきのこ、しらたきには、この不溶性食物繊維が多く含まれているため、便秘改善が見込めるのです。

すき焼きをおいしく食べてダイエット!

すき焼きでダイエットその①カロリーなんか怖くない!

すき焼きはカロリーが高くても食べ方に気を付ければ太りにくくなります。なぜなら、牛肉や牛脂が使われていることで腹持ちがよくなることで間食が減り、次の食事の量も少なくなるため、1日の摂取カロリーで考えれば太りにくくなるんです。その時気を付けなければならないのは卵をおかわりしないこと、締めのおじやはしないこと。カロリーの上乗せになります。

すき焼きでダイエットその②低カロリーに挑戦!

やっぱり気になる!すき焼きの高カロリー。そんな時は、使う肉の違いでカロリーは変わります。同じ100gでも、国産牛リブロースで409kcal、肩ロースは318kcal、ももなら209kcalとなります。輸入牛は赤みが多いので国産牛よりもさらにカロリーが低くなり、輸入牛リブロースで263kcal、肩ロースは240kcal、ももでは182kcalとなります。さらに、「すき焼き=牛肉」にこだわらなければ牛肉よりも豚肉、豚肉よりも鶏肉のほうがカロリーは低くなり、より低カロリーのすき焼きが楽しめます。

すき焼きのカロリー

関東風すき焼き

735kcal/1人分

関西風すき焼き

727kcal/1人分

豚肉のすき焼き

561kcal/1人分

鶏肉のすき焼き

494kcal/1人分

すき焼きのカロリーは関西風と関東風ではあまり違いませんが、赤みが多く脂質の少ない部位の肉を使用するとカロリーは低くなります。また、使用する肉の違いで200kcalもカロリーを減らすことができます。肉の量を減らし野菜を多めにすれば、より一層カロリーは低くなります。

すき焼きのカロリーは肉しだい!

すき焼きはカロリーが高くなりがちですが、カロリーだけを抑えても栄養不良はダイエットの妨げになります。すき焼きは、カロリーが高くても豊富な栄養素をバランスよく一度に摂取することができ、結果、代謝を上げ効率よく脂肪を燃焼させるバランスのよい食事とい言えるでしょう。使用する肉の部位や種類、量を工夫すればカロリーを下げることもできます。すき焼きの前後の食事でカロリーをフォローしたり、1日の中でカロリーコントロールすれば、すき焼きを楽しみながらダイエットできると思います。

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