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2月から旬の季節!柑橘系果物はっさくとは?カロリーと美容効果は?

みかんやグレープフルーツなど、柑橘系の果物はたくさんあります。はっさくは日本で生まれたみかんのような、いよかんにも似たフルーツです。そんなはっさくのカロリーや栄養は知っているでしょうか。今回は、あまり知られていないはっさくのカロリーや栄養について紹介します。

はっさく(八朔)とは

はっさくとは一体?

はっさくという柑橘系のフルーツを知っているでしょうか。
知らない、食べたことがないという人も多いかもしれません。

はっさくの70%は、和歌山で栽培されています。
次いで広島、愛媛、大分などでの瀬戸内海周辺でも栽培がされています。

はっさくの旬は、2月から4月頃になります。
12月から1月に収穫し、熟成されるのを待って出荷が行われるそうです。

はっさくとは、いよかんのような見た目をしていて、味は酸味とグレープフルーツや文旦のような少し苦みのあるのが特徴です。

みかんは表面の皮を剥いて、薄皮は一緒に食べられますが、はっさくは薄皮が硬いので、薄皮も剥いて果肉のみ食べます。
また果肉の粒がみかんなどと違ってぷちっとしたしっかりとした食感があるのも特徴です。
果肉の食感は文旦にも似ていますね。

はっさく(八朔)のユニークな名前の秘密

はっさくはもともと、広島のお寺で初めて発見された品種のフルーツです。

お寺の住職が、「はっさく(八朔)には食べられる」と言ったことから、はっさくと名付けられたと言われています。

八朔の八は、八月を意味します。
八朔の朔は、一日(ついたち)を意味します。

お寺の住職は、「八月一日には食べられる」と言ったことになります。
これが、はっさくの名前の由来です。

しかしはっさくは、冬に収穫、出荷されるフルーツです。
おそらく夏場はまだ実が小さく食べられる状態ではなかったはずですが、なぜ八月一日には食べられると言ったのかは、定かではありません。

はっさくのカロリー

はっさくのカロリー

では気になるはっさくのカロリーはどのくらいでしょうか。

以下のとおりです。

■はっさくのカロリー:45カロリー 100g
           88カロリー 1個(195g)

他の柑橘系フルーツのカロリー

参考に、他の柑橘系フルーツのカロリーです。

■みかんのカロリー      :45カロリー 100g
■グレープフルーツのカロリー :38カロリー 100g
■いよかんのカロリー     :46カロリー 100g
■ポンカンのカロリー     :40カロリー 100g
■レモンのカロリー      :26カロリー 100g
■バレンシアオレンジのカロリー:39カロリー 100g
■金柑のカロリー       :70カロリー 100g
■日向夏のカロリー      :45カロリー 100g

柑橘系のフルーツは、カロリーに差がほとんどないことが分かりますね。

はっさくの栄養

はっさくの成分の4割がビタミンC

はっさくは、成分の4割がビタミンCで構成されています。
一日一個はっさくを食べれば、一日に必要なビタミンCの約70%を補うことができるのです。

ビタミンCは美容効果が期待できるほかに、免疫力向上やがん予防、ストレス解消なども期待できます。

薄皮に含まれるナリンギンとは?

薄皮部分に含まれるナリンギンは、ビタミンPの一種で、高血圧予防などに効果的です。

少し硬い薄皮ですが、できれば果肉と一緒に食べると健康にも良いことが分かりますね。

オレンジ色の表皮も健康効果がある

はっさくのオレンジ色の皮には、クリプトサンキンという成分が含まれています。
ベータカロチンと比べて5倍以上の抗がん効果があるのです。動脈硬化予防にも効果的です。

表皮まではなかなか食べづらいかもしれませんが、ジャムやジュースなど少し工夫して料理することで、表皮まで食べることができますね。

はっさくの美味しいレシピを紹介

はっさくのレシピを紹介します。

最後に

はっさくについてカロリーや栄養、レシピを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
食べたことがない人も多いと思いますが、この機会に購入して食べてみてはいかがでしょうか。
レシピもぜひ参考にしてみてください。

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