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寒い冬におすすめの食材、酒粕のカロリーと効果効能がすごい

体にいいとは聞くけれど、酒粕のカロリーや、栄養効果はあまり知られていませんよね。お酒を作る材料だからカロリーは高いの?どれくらい食べるといいの?酒粕の驚きのカロリーと効果効能。寒い冬にぴったりの食材酒粕のパワーをまとめてみました。

そもそも酒粕ってなに?

酒粕(さけかす、酒糟)とは、日本酒などのもろみを、圧搾した後に残る白色の固形物のことです。酒米を醸造すると重量比で25%ほどの酒粕が取り出され、その成分は水分51%・炭水化物23%・蛋白質13%・脂質・灰分となっており、他にもペプチド・アミノ酸・ビタミン・酵母などが含まれており、栄養素に富んだ食品としての価値がとても高い食品であることがわかります。酒粕は、そのまま食べたり、料理の材料・原料として利用されています。

酒粕のカロリーと栄養効果は?

酒粕のカロリー

酒粕のカロリーは100グラムあたり277キロカロリー、飲む点滴と言われているのに、意外とカロリーは低く、日本酒のカロリーを考えると、酒粕の低カロリーは驚きです。酒粕を使った飲み物の代表と言えば甘酒ですが、100グラムあたり81キロカロリー。糖類が入っていない牛乳100グラムでも67キロカロリーなので、低カロリーで栄養豊富なのが分かります。

酒粕の栄養素は?

酒粕の主な栄養素はたんぱく質、目の疲れを癒すことができるビタミンB1,B2、ミネラル、他にも、ダイエット効果の高い食物繊維の一種レジスタントプロテインを含んでいます。たんぱく質は100グラム中15グラムほどで、これは一般男性が一日に必要とされているたんぱく質の約5分の1にあたります。低カロリーで栄養価がとても高い食材だということですね。

酒粕を利用したダイエット方法

酒粕を使ったダイエットその①

酒粕ダイエットは、酒粕を1日に50グラム程度毎日摂取するというダイエット法です。酒粕ダイエットは食事制限がないので、普段の食事に酒粕50グラムをプラスするだけ。甘酒として飲んでも、料理に加えても大丈夫です。酒粕50グラムのカロリーは110キロカロリー。低カロリーなので取りすぎに気を付ける必要もありません。ダイエットで偏りがちな栄養も、栄養価が高い酒粕ダイエットなら安心です。

酒粕を使ったダイエットその②

甘酒置き換えダイエット。1日1食を甘酒に置き換えます。温かい甘酒は体を温めるので朝食が一番取り入れやすいかと思います。甘酒が苦手な方は、豆乳を入れる方法もあります。女性ホルモンを助ける豆乳と、美肌効果のある甘酒を組み合わせる事により栄養を補給しながら肌の悩みと便秘解消への手助けを期待できます。ただし、甘酒100グラム81キロカロリーですが、豆乳は100グラム64キロカロリー。豆乳を入れるときは、カロリーの低い調整豆乳を入れたほうがより効果的です。

酒粕を使った料理のカロリー

甘酒81キロカロリー/100グラムあたり

酒粕61キロカロリー/100グラムあたり お椀1杯分176グラムでは、107キロカロリー

銀だら粕漬け200.1キロカロリー/一尾あたり

ほうれん草の白和え133キロカロリー/一人分

酒粕を使った料理はたくさんありますが、そのまま食料としたり、料理の材料・原料として利用することもできるので、いろいろな食材と組み合わせて、より栄養価を高めることができます。特に豆腐など大豆食品に含まれるイソフラボンと組み合わせると効果が強まるので、低カロリーのほうれん草の白和えや、粕汁はぜひ取り入れたいメニューですね。

低カロリーで栄養たっぷりの酒粕

酒粕には血栓をとかす物質が含まれているため、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、高血圧症などの予防になる抜群の健康パワーを秘めています。また、ダイエットには欠かせない栄養素である食物繊維も豊富に含まれています。酒粕で食物繊維を多く摂取することで、糖質を摂取しても脂肪に変わりにくくなり、太りにくくなるのです。低カロリーで栄養豊富な酒粕を、食事に取り入れるだけで健康的にダイエットできるのが嬉しいですね。ただ、酒粕とはいえ、エタノールが約8%ほど残っているので、摂取後の自動車の運転や、機械の操作には十分気を付けましょう。

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