美味しくて人気のカツサンド、高いとされるカロリーは如何ほどか

　カツサンドはサンドイッチの中でも、そのボリューム、見た目のどうだ！と言わんばかりの迫力で存在感が際立っています。しかし、とんかつ等使っているためにカロリーが当然高め。ダイエット中の人には食べたいんだけどと辟易しておられる方もいるかと思います。ここでは、カロリー値が１人あたり３００kcａlを下回るレシピと、人気のあるカツサンドのカロリー値を調べてみました。

　それ以前にカツサンドの効果、効能ですが、さすがとんかつがいるおかげで、まんま”栄養満点”です。炭水化物、脂質、たんぱく質はこれ１食だけで補えてしまうほどですから、５大栄養素ではミネラルだけなんとかすればいいだけです。挟む野菜に一工夫でいろいろアレンジも出来ますものね。それを一口のサンドイッチにコンパクトに納めているので、これほど手軽に栄養をとれるグルメは中々ないでしょう。

　豚にしろ、ビーフにしろチキンにしろ、お肉のカツはどうしてもカロリーが高いので、いろいろ工夫されているようですが、カツサンド全体になるとどうしてもカロリーも押さえることは出来ないみたいです。最近はグルテンミートなど大豆のカツサンドも出てきてなんとか余計な熱量をカットするメニューも見つかります。そんな中でも苦心の作品を見つけました。

　６切れのタイプもありますから、それは倍の５２８kcａlなのでしょうね。ヒレかつ、パン、ソース全てが主役で、三味一体のおいしさを醸し出すためには、一つ一つの素材を最高にしているとのことです。箸で割れるお肉の柔らかさ、甘めのウスターソースが特徴で、お肉が柔らかく、甘めのソースとよく合うとの評判です。

　特製ソースに粒マスタードを利かせているそうです。さぼてんの豚は「三元麦豚」といって、臭みのない肉質で脂肪分がきれいな白色、赤身の部分に「さし」が多く入った肉を使っているということです。また、油、パン粉も独自で開発した物を使用しているということです。

　元々のボリュームが凄まじいせいもありますが、カロリー値も圧倒的ですね。コメダ珈琲は名古屋のチェーン店なので、みそカツサンドが特徴的で、濃厚みそダレと柔らかくてサクっとしたカツの競演が売りだそうです。

　ハーフサイズもあります。やわらかい「ひれ肉」のうま味を包み込み、まろやかなソースとしっとりとしたパンで仕上げているそうです。

　以上、カロリー値を中心にカツサンドを見てきました。何度も言ってますが、どうしても高カロリーがネックのカツサンド。それだけならいいのですが、他の３食との兼ね合いで栄養のバランスが難しいと感じます。

　でも探せばある物で、３００kcａlを切るカツサンドなんて見つかってびっくりしました。カツサンドの大手も何かローカロリーのメニューを発表してくれればこれに流れが出来て、低カロリーのカツサンドが普及してくれればなと思います。