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小さくて可愛いだけじゃない!しらすの栄養効果を徹底分析します!

しらす丼、しらすおろしなど、丸ごと食べられる小魚しらす!地味な食材ですが、幅広く料理に使えて、その栄養効果はどうなんだろう?って知りたくなりませんか?今回この記事では、しらすという小魚の魅力を紹介しながら、しらすの栄養を効果的に摂る方法まで教えちゃいます!

しらすってどんなお魚で、どんな栄養効果があるの?

しらすってどんなお魚なの?

シラス(白子、英: Whitebait)とは、カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシンなど、体に色素がなく白い稚魚の総称。

出典:http://ja.wikipedia.org

しらすとは沢山の小魚の総称ですが、おもに食用になっているのはカタクチイワシなんだそうです。

生のしらすを釜茹でしただけのものを「釜揚げしらす」、
釜茹で後、少し乾燥させたものを「しらす(干し)」、
しっかりと乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と区別しています。

出典:http://www.inui-sea.co.jp

よくお店で見かけるしらすには、こんな違いがあったんですね!
ちなみに「釜揚げしらす」は水分85%、「しらす干し」は50~60%、
「ちりめんじゃこ」は25~35%の水分を含んでいます。

しらす(釜揚げしらす)の栄養成分

釜揚げしらすは100g換算で158kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は50.63g。たんぱく質が多く10.92g、脂質が7.26g、炭水化物が0.18gとなっており、ビタミン・ミネラルではビタミンB12とセレンの成分が高い。

出典:http://calorie.slism.jp

しらすは高たんぱく低脂肪のお魚!
ビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富です。
水分を多く含んだ釜揚げしらすは日持ちはしませんが、
冷凍保存も可能です。こまめに栄養補給が出来て便利ですね!

しらす(しらす干し、ちりめんじゃこ)の栄養成分

しらす干しは100g換算で206kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は38.83g。たんぱく質が多く2.03g、脂質が0.18g、炭水化物が0.03gとなっており、ビタミン・ミネラルではビタミンDとビタミンB12の成分が高い。

出典:http://calorie.slism.jp

釜揚げしらすに比べると、しらす干しとちりめんじゃこはカロリーが少し高めになります。
この他、ナイアシン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛なども豊富です。
しらすは水分の含有量が変わっても、栄養効果の高いお魚といえますね!

栄養効果の高いしらすを食べて健康な身体をめざそう!

しらすに豊富な栄養素、カルシウムとビタミンDの働きは?

しらすはカルシウムが豊富に含まれますが、カルシウムは吸収の悪い栄養素です。
この吸収を助ける栄養素がビタミンD。しらすには多く含まれています!
カルシウムは骨や歯の構成要素で、身体全体を調整する働きがある栄養素!
おもな効能は、骨粗しょう症の予防、高血圧や動脈硬化の予防、イライラを解消するなどです。
カルシウムは食べ物で摂るのが望ましく、更にサプリなどで補給する場合は摂取量に注意しましょう!まずはしらすを食べて、美味しくカルシウムを摂りたいですね!

しらすに豊富な栄養素、ビタミンB12とは?

ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素で、神経系の働きを正常にし、記憶力・集中力の低下を防ぎます。

出典:http://www.karadakara.com

ビタミンB12が不足すると悪性の貧血や脱力感を引き起こします。
またビタミンB12は腰痛や肩こりを和らげてくれる効能もあるとか。
釜揚げしらすで栄養補給して体調を整えましょう!

釜揚げしらすに豊富な栄養素、セレンはどんな効能があるの?

老化現象や病気には身体の細胞が酸化することが深くかかわっていると考えられています。細胞の酸化に対抗する抗酸化物質としてビタミンA・C・Eがよく知られていますが、それらに負けない抗酸化力があるミネラルとして注目されるのがセレンです。

出典:http://eiyo-navi.com

セレンは強力な抗酸化力をもち、身体の免疫力を高める働きがあるそう。
釜揚げしらすには、こういう効能もあるのですね!
ただ、こちらの栄養素は摂取の仕方に注意が必要です。
下記のサイトで情報をご確認ください。

しらすには、美容にもよい栄養成分がいっぱい!

しらすに豊富な栄養素エラスチンは、肌に弾力を与えてくれます!

エラスチンはコイルのようにコラーゲンに絡みついて、
しっかり支えてくれている存在。
肌に弾力を与える成分として、
コラーゲンとともに肌のハリを維持してくれているんです。

出典:http://ameblo.jp

エラスチンはたんぱく質の一種。しらすにはこの栄養素が豊富に含まれているそう!
しらすを食べて、もちもちの弾力肌をめざしましょう!

しらすに豊富な栄養素メチオニンで、錆びない肌に!

必須アミノ酸の1つで、肌を作るタンパク質の「ケラチン」を生成するのに必要な栄養成分です。肝臓の代謝をあげ、デトックス効果があり、アンチエイジングも期待できるそう!しらすにはこんな嬉しい栄養素も含まれているんですね!

しらすに豊富な栄養素カルシウムも、美肌作りにかかせません!

皮膚の細胞の中にある、保水成分を働かせるのがカルシウム。
カルシウムが不足すると、水分を引き寄せる力がなくなり、シワや乾燥の原因につながります。

出典:http://bihada-mania.jp

カルシウムは、皮膚の新陳代謝を促す効能もある栄養素です。
しらすを食べて、潤いたっぷりのお肌になりましょう!

しらすの栄養を効果的に摂ろう!

意外?しらすと大根おろしの組み合わせ

シラス干しには、体の成長に大きく関係するリジンが含まれています。しかしダイコンには、このリジンの吸収を阻害する物質が含まれています。

出典:http://www.nasluck-kitchen.jp

大根としらすの食べ合わせには、実はこんな問題点があったから驚きですね。
ですが大根はビタミンCを含んでおり、しらすに含まれるカリウムやカルシウムの吸収を活発にするという効能もあるそうです。これを上手に身体に摂りいれるためには、なんと少量のお酢をかけることで解決できるんだとか!ちょっとひと手間かけて、しらすの栄養を効果的に摂りましょう!

しらすの栄養を丸ごと摂っちゃおう!簡単レシピ①ナスとシシトウのしらすおろし



しらすと大根の栄養を効果的に摂るために、ポン酢を使ったレシピです。
茄子とシシトウに、しらすおろしの旨みがよく合う一品です♪


材料 (2人分)
ナス 2本
シシトウ 8本
大根 1/4
しらす30㌘
胡麻少々
ぽん酢50㏄

しらすの栄養を丸ごと摂っちゃおう!簡単レシピ②大根と大葉としらすと柚子のバタポンパスタ

こちらもポン酢を使った和風のあっさりパスタです。バターのコクも、しらすおろしで後味スッキリ!大葉やゆずなどの香りも絶妙です!

材料
パスタ一人前
パスタの具はエリンギやシメジなど、お好みで。
パスタのゆで汁お玉一杯位。
バターひとかけ
ポン酢適量
☆大根おろし適量
☆しらす適量
☆大葉適量
☆ゆず適量

栄養満点のしらすを食べましょう!

小さくて食べやすいお魚しらす。豊富な栄養素がたっぷり含まれていて、
私たちの身体のために良い効能があることが分かりました。

しらすは柔らかくて、小さい子から高齢の人まで、とても食べ易いお魚です。
今回この記事では、栄養を効果的に摂るためのひと工夫などもご紹介しました。
日々の健康維持のために、上手にしらすを食べて栄養管理に役立ててください!

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