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身体に良いと言われる「リンゴ」 カロリーと栄養・効能をご紹介!

日本ではリンゴは身体にいい果物として知られ「風邪を引いたら擦りリンゴ・お腹を壊したらリンゴを食べろ」等と言われてきました。リンゴダイエットも流行り、そのカロリーは気になりますよね。そこでここではリンゴのカロリーと栄養・効能をご紹介!リンゴをもっと知りましょう!

リンゴの品種&産地を知ろう!

リンゴはバラ科リンゴ属の樹木になる果実のことです。

『リンゴの品種』

◆ふじリンゴ

日本では明治時代に導入され、その後日本の気候風土に合わせ品種改良が盛んに行われてきました。日本で流通しているリンゴの約半分は「ふじ」という品種です。「ふじ」は300~400gほどの重さで、栽培直後は色味に不満を持つ人もいましたが、現在は栽培技術も進歩し色・味・保存性ともに抜群の品種になりました。

◆つがるリンゴ

ふじリンゴに続き、「つがる」という品種が多く栽培されています。

8月頃から収穫できる中早生種で、果実は250~300gの大きさで、長円形をしています。肉質はやや硬く、多汁ですが、香りがやや弱いように感じます。

◆ジョナゴールド

ジョナゴールドは約300g前後の大きさで、淡いピンク色をしています。

果肉は硬くしゃきしゃきとしていて、甘さと酸味のバランスがいいと言われています。果汁も多く紅玉譲りの肉質なので、サラダやお菓子などにも使える品種です。紅玉より酸味は少ないのでそのまま食べても美味しいです。ただ、早い時期に収穫された物は酸味が強くなる傾向にあり、また長期貯蔵されている物には水分が抜けている物もあるので注意しましょう。

◆紅玉

製菓などで使われることの多いリンゴです。

果実は200g程度の小振りのリンゴで、名前の通り表皮が真っ赤に色づきます。果肉は緻密でしっかりとしているので煮込んでも型崩れしにくい肉質をしているのが特徴です。甘さは十分にありますが、それ以上に酸味が強く香りも強いです。ただ、この紅玉の栽培面積はかなり少なくなってきており問題となっています。

『リンゴの産地』

グラフからも分かるように、リンゴの栽培は圧倒的に青森県が占めています。その後に長崎県や岩手県が続き、東北地方や、北海道の一部でもリンゴは栽培されています。私たちが食べているリンゴの多くも青森県産の物が多いのではないでしょうか?

リンゴの旬はいつ頃?

リンゴが収穫される時期はどの品種でも約1か月から2か月間程度ですが、その後冷蔵庫で3か月前後の貯蔵が効くので、実際に市場に出る時期とはズレがあります。品種によっては夏前から店頭に出るものもありますが、やはり冷蔵貯蔵されたものよりも収穫されたばかりのリンゴの方が格段に美味しいです。

品種別に違いはありますが、このようなことから考えるとリンゴの旬はおおむね、秋から冬の時期と言えるでしょう。

とっても気になる「リンゴ」のカロリーは??

リンゴのカロリーって特に女性は気になりますよね。。

ダイエット中のおやつや、朝食で食べる事も多いリンゴ。ここからは気になるカロリーを見ていきましょう!リンゴのカロリーは一体どれくらいなんでしょうか?

◆リンゴのカロリー

リンゴのカロリーは、100g当たり約54キロカロリーほど。

Mサイズのリンゴ1個は大体255gほど。なのでそのカロリーは約138キロカロリーとなります。リンゴの重量や、甘さも考慮して考えると、十分低カロリーと言える果物なんです!リンゴ1個をおやつとして食べても138キロカロリーですし、お腹も一杯になるので嬉しい果物ですね♬

実は低カロリーなリンゴ!そこに含まれる栄養とは??

ここでは低カロリーなリンゴに含まれる栄養を見ていきましょう。

◆低カロリーなリンゴの栄養素 「ポリフェノール」◆

低カロリーが嬉しいリンゴには、ポリフェノールが豊富に含まれています。

低カロリーである「リンゴ」のポリフェノールはリンゴの皮の内側に沢山あります。なので、食べる際にはよく洗い皮ごと食べたほうがいいのです!このポリフェノールには、コレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える効能があります。更には、皮膚の光老化を防止する効能もあり、紫外線によるシミやしわを抑制できるかもしれないと言われています。

低カロリーなリンゴの栄養 「有機酸」◆

リンゴには、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が多くあります。

このクエン酸とリンゴ酸には、胃腸の働きをよくする効果があります。また、殺菌作用もあり、乳酸を減らし、疲れを取り除く効果や肩こり、腰痛防止にも効果がある成分です。

◆低カロリーなリンゴの栄養 「食物繊維」◆

リンゴには食物繊維が多くあります。お腹に良いと言われるのはこの栄養素のおかげなんですよ。

低カロリーが嬉しいリンゴには食物繊維の一種である「ペクチン」という成分が含まれています。これは整腸作用があり、老廃物の排出・便秘改善といった効能の他に、大腸がんを予防する効能まで期待できるのです!

◆低カロリーなリンゴの栄養 「カリウム」◆

カリウムは、体内の余分な塩分を体外に排出する効能があり、身体になくてはならない成分です。これは高血圧の方に効果があると言われています。
あのリンゴ1個の中にこれだけの栄養・効能が含まれ、そのうえ低カロリーなんて嬉しい限りです!!

低カロリーな「リンゴ」 美味しいリンゴの見分け方!

これだけ栄養・効能がたっぷり、しかも低カロリーなんて他にはなかなか無い果物です!

せっかくなら美味しいリンゴを買いたいですよね。選ぶ際はまず、色が濃いものを選びましょう。色が濃いものは甘味と香りが強いものが多いです。ですが、袋に詰めてあるものは甘みが少ないものが多いので無袋のリンゴを選びましょう。また、重さ、大きさで見るときはあまり大きいものや小さいものは選ばないほうがいいでしょう。

大きすぎるものは大味だったりするからです。選ぶ際は同じ大きさの物で、しっとりと重い(比重が大きい)リンゴほど熟し、蜜が入っていることが多いです。さらに、リンゴを指で弾いたときに弾んだ音がするのは新鮮なリンゴです。鈍い音がするものは避けましょう!

リンゴのカロリー まとめ★

リンゴは、重量や甘みを考慮してみると低カロリーと言える果物です。しかし、低カロリーでありながらその栄養や効能は凄く、女性やダイエット中の方には嬉しいものばかりでした!是非、この機会におやつを低カロリーなリンゴに変え、健康な身体になってみませんか?

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