甘～いポンカンはダイエット向き？気になるカロリーや栄養をチェック

ポンカンはインドのスンタラ地方原産です。酸味が少なく、甘さとそのよき香りから『東洋のベストオレンジ』と呼ばれ、アジア中心に栽培されています。日本にやってきたのは明治ごろだそうです。
ポンカンの旬は１月から２月。早めに収穫して出荷するまで貯蔵します。そうすることにより酸味が抜け、甘さが際立つようになります。

ポンカンの名前の由来ですが、ポンカンの“ポン”は原産地：インド・スンタラ地方の都市ポーナ(Poona)から、そして、“カン”は蜜柑の柑からきているそうです。漢字で書くと、椪柑。または凸柑と書きます。

頭が飛び出た独特のフォルムに厚い皮でありながら剥きやすい。果肉を覆う白い皮ごと食べられるので、種がありますがとても人気のある蜜柑です。
ちなみに、名前が似ている“デコポン”。
こちらはなんと、ポンカンの子供にあたるそうですよ！

糖度が高めなので、カロリーも高そうなイメージのポンカン。しかし、40カロリーとかなり低め。

柑橘系のカロリーは大体が50から60の間のものが多く、ポンカンのカロリーは下から数えた方が早いほど。小さな“キンカン”は100gあたりのカロリーは71カロリー。小さい分個数を食べなければいけませんが、ポンカンの大きさで40カロリーですから、ポンカンがどれだけ低カロリーかよくわかると思います。

さすが柑橘系。ビタミンCが豊富で風邪予防に効果的！また、クエン酸も含まれていて、疲労回復とともに血をきれいにしてくれます。

この白い皮は“ジョウノウ”といい、ペクチンがたくさん含まれています。ペクチンには、整腸作用があり、便秘やおなかの調子が悪い時にとても効果的です。
また、食物繊維も豊富に含まれています。

コレステロールの吸収を抑えるため、食前に1個ポンカンを食べて、水を飲むだけ。ポンカンを食べるだけでなく、水を飲むことでおなかのなかのポンカンが膨れます。ポンカンが膨れることにより、そのあとに食べるご飯の量を減らすことができ、摂取カロリーを抑えることができるのです。
また、ペクチンがダイエットに効果的です。ペクチンが多く含まれている内皮のジョウノウは剥かずにそのまま食べてくださいね。

１日に食べていいポンカンの個数は３個までです。それ以上食べてはいけません。
40カロリーと低カロリーなポンカンですが、糖度は高めです。カロリーが低いからとたくさん食べてしまうとその分の糖分も摂取してしまいます。そうなるとかえって太ってしまいますので、食べすぎのない様に注意しましょう。

朝ご飯をヨーグルトとポンカンにするというダイエット法です。低カロリーでヘルシー！そしてとっても簡単にできるのがいいですね。

目安はヨーグルト小鉢一皿に対しポンカン２個です。食べる時はポンカンから先に食べましょう。そうすることにより体にエネルギーがより行き渡りやすくなります。

また、このポンカンヨーグルトダイエットは個数制限はありません。
朝から昼食まで小腹が空いたらポンカンを食べるようにしましょう！ただ、ポンカンを食べていいのは朝からお昼まで！昼食・夕食では控えてくださいね。

やはり果物のポンカンですから、デザートや飲み物にするのが多いですね。また、糖分が高くても低カロリーで口当たりがさっぱりとしていることからカレーやサラダといった料理とも相性が良いようです。

また、ポンカンが低カロリーなのもあり、全体的にカロリーが抑えられているのがいいですね。ちなみに、定番のイチゴジャムは100gあたり256カロリー、カレーは1食/500gで835カロリーあります。手料理・手作りされている方は、一度使う果物や材料をポンカンに変えてみるのもいいかもしれません。

みなさんいかがでしたか？　
ポンカンがインド原産だとは驚きましたね。
柑橘系のポンカンの栄養素は、貧血予防や美肌効果といった女性にはうれしい効果ばかりです。カロリーも低く栄養も豊富。種が少しありますが、酸味が少なく濃厚な甘みがあっておいしいためついつい手が伸びてしまいがちですが、糖分が高いので食べすぎには注意しましょう。

健康やダイエットを考えている方は、ポンカンの個数をしっかり守ることが成功の秘訣です。