低カロリーで夏バテ予防にも！なすのカロリーオフダイエット法★

中くらいのなす１本（１００グラム）あたりのカロリーは、２２カロリー。
レタスやきゅうり、トマトなどの低カロリー野菜に次いで、低カロリー野菜の部類に入ります。
日本でも昔から親しまれてきた野菜のひとつで、最も古い原産はインドだとか。

なすに含まれている栄養素は以下の通りです。

【ナスニン】
なんだか可愛い名前のこの栄養素は、なすの皮に含まれているポリフェノール系の栄養素の１つです。
ブロッコリーやほうれん草よりも強い抗酸化作用があり、美肌効果や老化防止効果があるといわれています。
またポリフェノールの一種でもあるので、悪玉コレステロールを下げたり、血液の流れをサラサラにしてくれるといった嬉しい効果もあるんです。

【カリウム】
なすに含まれるカリウムは、体内の塩分・ナトリウムの排出をうながします。
こうすることで身体は体液のバランスを丁度よく整えることができ、高血圧などの予防効果につながります。

【冷却効果】
夏野菜でもあるなすは、摂取することによって身体を冷却する冷却野菜としても知られています。
先ほど紹介したカリウムには利尿作用もあり、身体の内側にたまった熱が利尿とともに放出されるので、夏バテ防止になるといわれています。

なすは、包丁を入れて空気に入れると、断面が変色しやすい野菜です。
これはなすの実にふくまれるポリフェノールなどの「あく」が、非常に酸化しやすい性質を持っているからです。
なすを調理するときは、変色と酸化防止のために以下の下ごしらえをしてから調理するようにしましょう。

なすを必要な形・サイズにカットしたら、ボウルに水をはり、５分ほどつけておきます。
たったこれだけで、なすの酸化と変色を防ぐことができるんですよ。

水につけすぎるとポリフェノールなど大切な栄養素が水に溶け出してしまうので、つけすぎは禁物！

油通しをするレシピになすを使う場合は、つける水に塩を少量混ぜると良いです。
塩水につけることによって、なすは余分な油を吸い込まなくなり、カラッとした揚げ物料理に仕上げることが出来るのです。

いかがでしたか？
なすは野菜の中でも低カロリーで、健康と美容に効果のある栄養もしっかり含んでいる嬉しい野菜ということがわかりましたね。
日々の食事では、お肉や油など、どうしてもある程度カロリーの高い食材を使ってしまいがちです。
そんな時は、おかずの一品に低カロリー野菜のなすを加えてみて下さい。
腹持ちもよく、満足感も得られるので、カロリーを上げることなく美味しい食事を作ることができますよ★
なすのカロリーオフレシピはまだまだ沢山ありますので、是非探してみて下さいね！